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加藤 祐矢 院長

YUYA KATO

自分の家族のように親身に。安心して任せていただける地域の動物病院を目指して

北里大学獣医学部獣医学科卒業。『梅島動物病院』勤務を経て、2025年4月1日より『駅前通り動物病院』院長に就任(JR「東大宮駅」西口から徒歩3分)。

加藤 祐矢 院長

加藤 祐矢 院長

駅前通り動物病院

さいたま市見沼区/東大宮/東大宮駅

  • ●犬
  • ●猫

「動物のすごさ」を知り、獣医療の世界へ

加藤 祐矢 院長

小学生の頃、自分が生まれる前の実家の話を聞いたことが獣医師を志すきっかけとなりました。家が火事になった夜半、飼っていたワンちゃんが吠えてくれたことで、寝ていた祖父が助かったという話でした。そのときに、「動物ってすごいな」と純粋に感動し、自然と「動物を治療する仕事をしたい」と思うようになったのです。そこからずっと夢は変わらず、動物のお医者さんを目指して進んできました。
北里大学卒業後は、大学の先輩の紹介で東京都足立区にある梅島動物病院に勤務し、7年間、しっかりと臨床を学ばせてもらいました。日々の診療の中で、幅広い動物の診療に携わることができ、技術も知識も磨くことができた大切な時期です。
そしてこのたび、縁あって『駅前通り動物病院』を前院長より継承することになりました。自分自身も開業を考えていたタイミングでしたし、話を伺ったところ、大宮という街自体も、病院の環境面も非常に良い形で整っていたこともあり、引き継がせていただくことになったのです。

隠れた病気を見逃すことなく、飼い主さんとしっかりコミュニケーションをとっていく

加藤 祐矢 院長

診療を行う上で、まず大切にしているのは、飼い主さんの声にしっかり耳を傾けるということです。こちらから一方的に治療方針を押しつけるのではなく、病気の状態や選択肢を丁寧に説明した上で、最終的には飼い主さんのご希望に寄り添った形で進めていくことを心がけています。
診察は基本に忠実に、問診・触診といった初歩的な部分を丁寧に行うことも重視しています。予防接種などの目的でいらっしゃった場合でも、触診の中で病気の兆候が見つかることもあります。ちょっとした違和感や体の変化を見逃さず、早期に異常を発見することが、動物たちの健康を守る第一歩だと考えています。
吐き気や下痢など、比較的よくある症状であっても、その背景には全身の疾患が潜んでいる可能性があります。粘膜の色の変化や脱水症状など、小さなサインを見逃さないように注意しながら診療しています。できるだけ早い段階で異常を見つけ、最適な治療につなげることで、動物たちの健康寿命を伸ばしていきたいと考えています。

充実した設備を揃え、動物のお口の健康にも貢献していきたい

加藤 祐矢 院長

当院では、前院長の時代より歯科診療に力を入れており、これを今後も大切に継承していきたいと考えています。一般的な動物病院ではあまり導入されていない歯科用レントゲンや、歯周組織の再生治療といった専門的な機材・技術も備わっています。特に、歯周病が進行してしまった場合などに行う歯ぐきや歯槽骨の再生治療は、あまり実施されていない分野と言えるでしょう。こうした専門性の高い歯科治療が提供できるのは当院の大きな強みであり、今後も研鑽を積みながら、さらに高いレベルの診療を目指していきたいと思っています。
ただ、私個人としては、特定の分野に特化するよりも、何でも診られる「オールラウンド」な獣医師でありたいと考えています。歯科だけでなく、今後は整形外科などを含め、飼い主さんのさまざまなニーズにお応えできる存在でありたいと日々努めています。

ホテルやトリミングなど、ワンストップで完結できる利便性も向上させていきたい

診療以外のサービスも充実しており、ペットホテルやトリミングサービスをご利用いただけます。特にトリミングは人気が高く、施術後には季節感のある背景セットで撮影した写真をお渡しするなど、ちょっとした楽しみをご提供しています。一つの場所で診療からトリミング、ホテルまで完結できるという利便性を、今後も大切にしていきたいと考えています。

診療対象は現在のところ犬と猫が中心ですが、将来的にはウサギやハムスター、フェレットといった小動物、いわゆるエキゾチックアニマルの診療にも対応していきたいと考えています。前職でそうした動物たちも診てきた経験がありますので、徐々に体制を整えながら対応範囲を広げていけたらと思っています。
動物たちの種類や生活スタイルは多様化してきています。だからこそ、病院側としても柔軟に変化し、地域のニーズに応えられる存在でありたいと考えています。

これから受診される飼い主さんへ

当院では、ワンちゃんやネコちゃん、あるいはウサギなどの小動物に対しても、自分の家族の一員のように、親身な気持ちで診療にあたっています。少しでも不安なことがあれば、どんな些細なことでもご相談いただければと思います。
もちろん、病気やけがの際にはしっかりと診させていただきますが、健康診断や予防医療のご相談も大歓迎です。病気は早期に見つけることが、その後の治療成績を大きく左右します。元気なときこそ、健康状態を確認する良い機会です。
地域の皆さんにとって、気軽に立ち寄れる、安心して任せられる、そんな動物病院でありたいと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

加藤 祐矢 院長 MEMO

  • 出身地:静岡県
  • 出身大学:北里大学獣医学部獣医学科
  • 趣味・特技:音楽(ドラム)
  • 好きなこと:観葉植物栽培
  • 好きな場所:自然が感じられる場所/サウナ
  • 好きな言葉・座右の銘:「Do or do not. There is no try.」(『スター・ウォーズ』ヨーダ)

加藤 祐矢 院長から聞いた
『犬の心臓病』

犬の心臓病はこまめに経過を診ていくことが大切

犬の心臓病はガイドラインはあるものの、治療の方法やその時期について、病院によって方針が若干異なっているのが現状です。お薬は出されていても、当然のことながら病状はその子によって異なりますし、短い期間で悪化するケースもありますので、少なくとも2、3ヶ月に1回は検査を行うべきでしょう。心臓病が悪化すると、肺に水がたまる現象が見られるケースが少なくありません(肺水腫)。肺水腫は亡くなるリスクが高い疾患となりますので、エコー検査等でこまめに経過を見ていく必要があります。
また、心臓病の治療では、最終的に利尿剤を使うことが多いのですが、腎臓病を併発してしまうことも多く、使用する量や頻度、あるいは開始するタイミングが非常に重要です。適切な治療を行うためにも、こまめに経過を診ていただける病院を探されると良いでしょう。

グラフで見る『加藤 祐矢 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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