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松木 邦都 院長

KUNIHIRO MATSUKI

専門性の高い獣医療と充実のサービスで、「小さな家族の幸せな生活」を支えていく

麻布大学獣医学部獣医学科卒業。千葉県や埼玉県の動物病院で経験を積み、眼科診療に関する専門性を高める。獣医師になって15年目の節目となる2017年4月、さいたま市中央区にて開業。

松木 邦都 院長

松木 邦都 院長

いちも動物病院

さいたま市中央区/鈴谷/与野本町駅

  • ●犬
  • ●猫

生きもの大好きな少年が選んだ獣医師への道

松木 邦都 院長

小さな頃から生きものが好きだったものの、マンション暮らしの自宅では小鳥を飼うのが精一杯でした。当時は『生きもの地球紀行』というテレビ番組が大好きで、ビデオテープに録画して何度も繰り返し見るうち、環境破壊が野生動物に与える影響などについても考えるようになりました。その後、中学2年の時に湾岸戦争が勃発した際は、攻撃を受けたタンカーから流出した重油まみれになった鳥を保護する活動を見て、「野生動物の保護に関わりたい」という思いがいっそう強くなりました。中学2年といえば、飼っていた手乗りインコを自分のミスで亡くしてしまった時期でもあり、この頃から獣医師になることが明確な目標になりました。
麻布大学に入学した当初は獣医師になって野生動物の保護活動に従事するつもりでしたが、6年間にわたって学びを深めるなかで少しずつ気持ちが変化していきました。もしかすると知らず知らずのうちに、看護師だった母の影響を受けていたのかもしれません。自分が学んできたことを実践に移し、直接的に誰かの役に立てる獣医療にやりがいを見出し、地域の中で診療していく道を選びました。

「小さな家族の幸せな生活」を支える獣医療サービス

松木 邦都 院長

千葉県や埼玉県にある動物病院で経験を積み、『いちも動物病院』を開いたのは2017年4月でした。当院を中心にした『Pet Life Ichimo 与野』にはトリミングサロン(beSide)とペット関連用品のショップ(I.M. select)が併設されており、小さな家族の幸せな生活をトータルサポートしています。かつて大きな組織に属していたときには実現できなかった“自分が理想とする獣医療サービス”をこの場所でようやく形にできたことをとても嬉しく思っています。2023年には増床拡張と機器の刷新に伴い、それぞれが持つ機能をさらにパワーアップして、より質の高い獣医療や充実したサービスをご提供できるようになりました。
犬や猫を家族の一員として迎える時、飼い主さんやご家族は“動物たちと過ごす幸せで楽しい時間”を思い描くことでしょう。動物たちに規則正しい生活を送らせることを第一に考え、動物たちが健康で長生きすることだけを目的にペットを飼う方はいらっしゃらないと思います。かわいい愛犬をさらにキュートにしたいとトリミングサロンを利用することもあれば、少しでも体にいいおやつを与えたいと頭を悩ませることもあるでしょう。この建物にはペットがいる生活に必要な医療・美容・日用品(フード・グッズ)がそろっており、獣医師にご相談いただいた上で適切なサービスやアイテムをお選びいただくことが可能です。施設内はカフェのようなリラックスした雰囲気になっておりますので、身構えることなく気軽に足を運んでいただければと思います。

眼科・整形外科・循環器の診療を柱に、質の高い獣医療を提供する

松木 邦都 院長

『Pet Life Ichimo 与野』における当院の役割は、地域に暮らす動物たちのかかりつけ医を担うことです。日常的な病気やけがをご相談いただくほか、各種予防接種や定期健診だけでなく食餌管理や生活全般にわたる様々な相談に対応することにより動物たちの健康を見守り、飼い主さんが感じる不安が最小限になるよう配慮しています。
獣医師は動物たちの頭の先から爪先まであらゆる病気やけがの治療を担当するわけですが、この中で私の強みは眼科診療にあります。目の病気は非常に奥が深いため、勉強会やセミナーなどに積極的に参加して学びを深め、知識や技術を積み重ねてきました。2023年の院内リニューアルの際は新たに眼内手術に対応できる機材を導入し、白内障手術にも順次対応してまいります。
このほか整形外科については外部から専門の先生にお越しいただいているほか、心臓の病気に対応する循環器の診療にもしっかりと対応することができます。また飼い主さんからご相談いただくことの多い皮膚トラブルについては、併設のトリミングサロンと連携して治療を進められることも強みです。最近は国家資格をもった動物看護師による歯磨き指導にも力を入れており、お口の健康を全身の健康につなげるお手伝いをしています。

クライアントエデュケーションを重視し、飼い主さんと一緒に治療に取り組む

動物たちが元気になると飼い主さんはみなさん「ありがとうございます」と言ってくださいますが、私たちがしているのは動物たちを診察・検査して診断をつけ、お薬を処方しているだけに過ぎません。実際にご家庭でお薬を塗ったり、目薬をさしたりといった治療をしてくださるのは飼い主さんですから、私たちはいつも「飼い主さんと一緒に治療をしている」という気持ちでいます。
このとき大切になるのは、病状や治療方針を飼い主さんにどれだけご理解いただけるかです。診察の際には「何のためにこのお薬を使用するのか」などを丁寧にご説明するのはもちろん、動物たちとの生活がよりよいものになるようにさまざまなアドバイスを送っています。当たり前のことを「知らない」と動物たちとの生活を心から楽しむことはできませんし、「知らない」という状態は飼い主さんの心に不安をもたらしかねませんからね。当院ではクライアントエデュケーション(飼い主さんに知識をもってもらうこと)を重視して、しっかりと時間をとって丁寧な説明を行うことを心がけています。動物たちがいつも元気でいれば飼い主さんもハッピーだと思いますので、動物病院を上手に活用する文化が育まれ、みなさんに長く幸せな生活を送っていただけたらいいなと思います。

これから受診される飼い主様へ

私は地域の方々に犬猫を飼育する楽しさや幸せをたくさん実感してほしい、そのお手伝いをさせていただきたいとの思いで『Pet Life Ichimo 与野』をオープンさせました。小さな家族の幸せな生活をサポートする――。言葉にすると少々薄っぺらい印象ですが、私は口先だけではなく行動で、この理念を実践したいと考えています。飼い主さんの悩みや不安を受け止め、飼い主さんとご一緒にその子にとって一番いい治療を考えたいと思っています。百聞は一見に如かずと言いますが、一度ご来院いただければきっと私たちの思いをご理解いただけるはずです。何かお困りのこと、ご心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

松木 邦都 院長 MEMO

  • 出身地:東京都江東区
  • 出身大学:麻布大学獣医学部
  • 趣味・特技:サバイバルゲーム、ドライブ、読書全般、料理(創作和食・イタリアン)、ガンダム作品の鑑賞など
  • 好きな作家:司馬遼太郎、福井晴敏
  • 好きな場所:居酒屋

松木 邦都 院長から聞いた
『犬のドライアイ』

愛犬の「目やに」が気になったら早めの受診を心がけて

犬のドライアイの初期症状は「目ヤニが少し多くなる」のみであることが多く、適切な診断につながらずに見過ごされてしまうことも少なくありません。しかしこの状態を放置するとやがて角膜(黒目の部分、本来は透明)まで真っ黒になり、視界を奪われてしまいます。治療開始が遅くなればなるほど、涙腺の機能回復ができなくなる可能性が高くなるため注意が必要です。
ドライアイは涙の量を検査するなどして診断します。治療では点眼薬を使用することが一般的で、できるだけ早期に治療を開始することが推奨されます。

愛犬の目ヤニの増加や、「角膜を傷つけるトラブルを繰り返している」「治療をしているのに角膜の傷の治りが遅い(1〜2週治療しても治りきらない)」ような場合、病院で涙液量の検査をしてもらいましょう。

グラフで見る『松木 邦都 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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