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筋肉注射は痛いってホント? 筋肉注射は痛いってホント?
筋肉注射の方が痛いと言われていますが、これは医学的にもホントなのでしょうか?
皮膚は大きく分けて3層構造になっており、一番外側から表皮、真皮、皮下組織の順で深くなります。そして、真皮には、痛覚、冷覚、触覚、熱覚などを伝える神経が通っています。
皮下注射も筋肉注射も真皮を針で貫くため、どうしても痛みが伴います。針の太さや刺入速度、刺入角度に差がない場合、針による物理的な皮膚の痛みには、皮下注射、筋肉注射の痛みに差は出ません。しかし、筋肉注射はさらに針を押し進め、筋肉を覆う筋膜に針で穴をあけ、針が筋肉組織内に到達した後で、薬液を注射する必要があります。
 まず、筋肉注射の場合、皮膚の痛みに加えてこの筋膜穿刺の痛みが加わりますよね。さらに、同じ薬液で同じ量を注入する場合でも、2つの注射方法には痛みを感じる要因に違いがあります。
 皮下注射の場合は、薬液が入る部位に脂肪組織が多く、組織同士の結合が柔らかくゆとりがあります。そのため注射液が注入された圧覚(液で組織が押し広げられる感覚)が弱く、薬液注入中の痛みを感じにくいと考えられます。
一方で筋肉注射は、筋膜で覆われ、筋肉組織がみっちり詰まった筋肉内に薬液を注入します。さらに筋肉を覆う筋膜には、筋肉の内圧を脊髄に伝えるセンサーもあり、筋膜内の圧変化にはとても敏感に感じるようにできているのです。そのため、注射で薬液を注入しているときの圧痛は、筋肉注射の方が痛いと考えられます。
https://allabout.co.jp/gm/gc/486893/

●筋肉注射は痛い?皮下注射との違いとメリット・効果・副作用
上記は『AllAbout|病気・健康』の記事を参照しています。
https://allabout.co.jp/