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後村 純史 院長

JUNJI ATOMURA

歯科医療を通して地域の方々の健康をサポート。患者さんの人生がより素晴らしいものになるように精一杯力を尽くす

東京歯科大学卒業。東京医科歯科大学の「う蝕制御学分野」に籍を置き、接着歯学を中心に研鑽を積む。その後、勤務医として幅広い症例に携わり、2023年6月に『PONOデンタルクリニック北浦和』を開設。

後村 純史 院長

後村 純史 院長

PONOデンタルクリニック北浦和

さいたま市浦和区/元町/北浦和駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

むし歯の治療・予防を中心に、幅広く経験を積む

後村 純史 院長

父が歯科医師をしていましたので、こうして同じ道に進んだことも「父の背中をみて」ということになるでしょうか。もともと理系でしたから、工学部に進んで建築に携わりたいと思ったり、TVドラマの影響で外科医に憧れたりしたこともあったのですが(笑)。いろいろと迷いながら考え、最終的に歯科大学に落ち着いたという感じです。
最初はそんなスタートでしたけれど、歯科医師としてスタートを切る際は自分に適した環境を慎重に選びました。歯科医師になったとはいえ、一年目はまだ右も左も分からない状態です。そんな自分がもっとも興味を持ち、学び続けることができると思えたのが東京医科歯科大学の「う蝕制御学分野」というところでした。「う蝕」とはむし歯のことを指し、う蝕制御学分野ではむし歯になるメカニズムの解明、むし歯の予防・治療の研究などが行われています。私も現在「名誉教授」を務められている田上先生のもとで、コンポジットレジンという材料を使ったむし歯治療などを中心に経験を積みました。

歯科医療を通して地域の方々の健康をサポート

後村 純史 院長

勤務医としてたくさんの患者さんを担当させていただいた後、『PONOデンタルクリニック北浦和』を開いたのは2023年6月でした。「PONO」とはハワイ語で本来あるべき状態のことを指し、健康・精神・人間関係などが調和のとれている状態のことをいいます。私は歯科医療をとおして患者さんが本来あるべき姿を取り戻し、長く健康を維持していただけるためのお手伝いをしたいと思い、このクリニックを「PONO」と名付けました。
当院では、むし歯や歯周病の治療をはじめ、私の専門分野ともいえる審美治療(ダイレクトボンディング/コンポジットレジン)、失った歯を補うためのインプラントや義歯(入れ歯)など幅広い診療を行っています。ひと昔前は、歯の治療といえば歯科医師主導で行われることが一般的でしたが、今は患者さんご本人が治療の主役です。私もこのクリニックを「劇場」のように捉えていて、患者さんには受付からお会計を済ませてお帰りになるまで、できるだけ心地よくお過ごしいただきたいと考えています。何か気になる症状やお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

充実の医療機器をいかし、治療の「見せる化」に取り組む

後村 純史 院長

診療面での大きなコンセプトは「再発リスクの少ない精密な歯科治療を行う」ことです。そのために導入しているのが、お口の中を立体的に撮影できる歯科用CTや患部を数十倍に拡大できるマイクロスコープです。歯科医師の勘に頼った治療ではなく、きちんと目で見て確認しながら治療を行うことにより、治療の精度が向上するとともに大切な歯を残せる可能性が高まるからです。たとえ審美治療で高価な歯を入れても、土台となる部分がしっかりしていなければ、同じ治療をやり直すことになりかねません。そのため歯周病があればまずその治療をしっかりと行い、歯周組織(歯茎や骨)を健康な状態に導いたうえで次の治療に移ることを徹底しています。
歯科医師は当然、患者さんのお口の中を見ながら治療をするわけですが、患者さんご自身はご自分のお口の中を直接見ることはできませんよね。治療後に「終わりましたよ」とお声かけしても、どこが・どんなふうに治ったのかをご理解いただくのは難しいことです。そのため当院では、治療前後にお口の中の写真を必ず撮影して、各診療室に備えた40型のモニターに映し出して目で見て分かりやすい説明を行っています。たとえば歯に歯石が付いていても、患者さんに痛みがなければクリーニングの必要性を感じていただけないでしょう。そうしたときもお口の中の写真をご覧いただくことで、今のご自分の状況と向き合っていただけることが多いです。治療の「見える化」という言葉はよく耳にしますけれど、当院の場合はさらに一歩進んで「見せる化」を実践している感じです。

患者さんの人生が、より素晴らしいものになるように

歯科医師は悪くなった歯を治すのが仕事ではあるものの、時々患者さんの人生にも関わっていると感じるときがあります。たとえば以前、ある患者さんに審美治療を行い、前歯の印象がガラリと変わったことがあったんですね。その方は長年のコンプレックスが解消されたことで気持ちまで前向きになったようで、表情や雰囲気までぐっと明るくなられたんです。歯を治療したことで、その方の人生までよい方向へ向かっている……。そんなことを実感できた出来事でした。
クリニックを受診する患者さんは、何らかの悩みがあるからこそ足を運んでくださるのだと思います。最初はなかなか切り出せなくても、心の中には必ず、打ち明けたいと思っている悩みがあるはず。私はそんな患者さんの表情を見て、瞳の奥を見て、できるだけその願いをくみ取れるように努力したいと思います。幸い、診療室は患者さんのプライバシーに配慮した個室タイプになっており、それぞれゆとりのあるスペースを確保しておりますので、お互いに落ち着いた気持ちで話し合いができるかと思います。どうか、ささいなお悩みも遠慮なくお話ください。

これから受診される患者さんへ

当院ではむし歯の大きさ等の状態によって、削った部分を直接白い詰め物で補修するダイレクトボンディングや型取りによってセラミックを作製する方法など、保険診療・自由診療にかかわらず、さまざまな治療法をご提案することができます。また、大切な歯を長くお使いいただけるようにメンテナンスをはじめとした予防歯科にも力を入れ、みなさまのお口の健康を見守っていきたいと考えています。一人の患者さんを長く診続けられるのも、地域に根ざした歯科クリニックならではのこと。子・親・祖父母世代と、家族ぐるみのお付き合いをさせていただけたら嬉しく思います。

※上記記事は2023年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

後村 純史 院長 MEMO

  • 出身地:大阪府
  • 趣味:旅行
  • 好きな本・愛読書:歯学書籍
  • 好きな映画・ドラマ:『プリズンブレイク』
  • 好きな音楽:メロコア
  • 好きな場所・観光地:ハワイ
  • 好きな言葉・座右の銘:『水は方円の器に随う』
  • 出身大学:東京歯科大学

後村 純史 院長から聞いた
『歯周病』

歯周病治療の基本は、お口の中を清潔に保つこと

歯周病はむし歯などと同じ「細菌感染症」の一種であり、お口の清潔を保つことが治療の基本です。そして、お口の清潔を保つためには、毎日の歯磨きを「正しく」行うことが大事になります。また歯周病は、歯ぎしりや食いしばりといった習慣があると、病気の進行を早めることが分かっています。そのため、正しいブラッシング法を身につけていただいたうえで、歯にかかる力を上手にコントロールしてあげることがポイントになります。

歯ぎしりや食いしばりなどがある方については、夜間にマウスピースを装着するなどして、上下の歯に過度な負担がかからないようにするなどの工夫が必要です。また、進行程度によっては、SRP(スケーリング/ルートプレーニング)によって歯石を除去したり、外科的な処置が必要になったりします。こうした大きな治療が必要になる前に、日頃から歯磨きを丁寧に・正しく行っていただくとよいでしょう。

グラフで見る『後村 純史 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION