さいたま・こども矯正歯科
さいたま市浦和区/仲町/浦和駅
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多保 学 院長への独自インタビュー
父の姿と救命体験。歯科医師として命を救う
歯科医師を目指したのは高校時代の経験がきっかけなんですよ。
高校生の時、通学中に人身事故の現場に居合わせたんです。そのときは当時の自分ができる精一杯のことをして救命に関わりましたが、結局助けられませんでした。悔しかったですね。そんなときに父から「歯科医師でも命を救うことができる」と教えてもらったんです。父も歯科医師だったので、もともと医療は身近なものでしたし、漠然と医療に関心はありました。ただ、歯科医師になろうとはっきりと決意したのはこの経験がきっかけですね。
それから医療の道へ進むことにしたんです。
0歳からの「究極の予防歯科」で健康的な歯と身体をつくる
歯学部卒業後は歯周病専門医の資格を取り、アメリカでもインプラントの勉強をして多くの患者さんの治療に関わりました。その経験からわかったのは「噛み合わせのコントロールが難しい方は歯を失いやすい」ということです。歯周病の患者さんは、噛み合せが悪いとか歯列が理想的ではなくて虫歯になり、歯周病になっているんです。噛み合わせや歯列というのは12歳ごろまでに形成されるので、幼少期に顎の発育や噛み合わせに介入ができれば、歯周病で歯を失うリスクを減らせるということになります。
同時に幼少期から正しい生活習慣や正しい呼吸方法、正しい食べ物の飲み込み方、日常生活での姿勢へのアプローチも行うことで、顎の正常な発達につながりますし、小児のうちに理想的な発育をサポートすることはとても重要ですよね。
また、お子さんの中にはもともと舌がうまく動かせない子もいるんです。舌が動きづらい原因は舌小帯(舌と下の歯の裏側につながる組織)が影響しているんですが、舌が動きづらいままだと上顎の発達に影響が出てしまいます。早く気づくことができれば調整して舌が上顎につくように正しく動かせるようになりますから発達への影響はありません。
当院が0歳からの予防歯科にこだわるのは、乳児期からの歯科診療が生涯の健康な生活につながるからなんです。歯そのものだけではなく「舌」や「口元」なども診て、早いうちからフッ素を塗ったり親御さんに歯磨きの指導をすることで将来の虫歯や歯周病が防げるのですから、できるだけ早くから歯科医にかかっていただくのが理想ですよね。そんな理想的な予防歯科を実現したかったんです。