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河野 隆之 院長

TAKAYUKI KONO

『すべては患者さんのために』をモットーに、なるべく削らない・抜かない・痛くない丁寧な治療をする

日本大学歯学部卒業後は、同大学院の小児歯科学にて博士号取得。その後、勤務医を経て、父が開業した『河野歯科医院』の副院長に就任し、2006年から院長を務める。

河野 隆之 院長

河野 隆之 院長

河野歯科医院

越谷市/越ケ谷本町/越谷駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科

父や三人兄弟はみんな歯科関係者。二代目として父の歯科医院を継ぐ

河野 隆之 院長

歯科医師を志したきっかけは父が歯科医師であったこと、また二人の兄が既に歯科の道に進んでいたことからです。子どもの頃、治療室に行くと消毒薬の独特な臭いがしたのを覚えています。治療室の横にあった技工室では、型を取る材料を使って指の石膏模型を作ったことも覚えています。そういった経験を通して歯科を身近に感じながら育ち、歯科医師に目指すのは自然な流れでありました。
大学卒業後は母校の大学院へ進み、小児歯科を専門に研究し歯学博士号を取得しました。主な研究テーマは口唇圧(こうしんあつ)と舌圧(ぜつあつ)についてでした。歯科の学問は一般に保存、補綴、外科、矯正といった治療内容、技術によって分野が分かれています。一方で小児歯科、成人歯科、老年歯科というライフステージによって分ける考え方があります。小児歯科はむし歯の治療、外科、矯正など子どもを対象として全てを見る分野で、そこに興味を持ち大学院に進学しました。大学院卒業後は、小児専門ではなく、成人、高齢者にも幅を広げ臨床を行っています。1955年に父が「河野歯科医院」を開業以来60数年経過し、昔から通い続けて下さっている高齢者の患者さんも多くいらっしゃいます。これからも2代目として地域に根ざした診療を続けていく所存です。

得意分野は「小児歯科」、『無痛治療』で子どもに痛くない治療を

河野 隆之 院長

小児歯科では、むし歯の治療や予防、歯並び・噛み合わせの治療、歯の外傷などを扱います。
その中で日々の臨床で気を付けていることは「無痛治療」です。子どもに対して痛くない、怖くない治療を心がけています。もちろん大人に対しても同様です。歯科治療に伴う痛みを取り除くための麻酔ではありますが、そのための注射が痛いのでは意味がありません。そこで歯肉に注射する前に、その表面に予備の麻酔を施します。また、電動注射器を使用することで、無痛治療を可能にします。
当院の治療方針で大切にしていることは、「なるべく削らない、抜かない、そして痛くない丁寧な治療」です。そしてなるべく自分の歯を長持ちさせることを目指しています。

丁寧な診療を心がける

河野 隆之 院長

より良い歯科医療を受けてもらうためには、患者さんに口の中に興味をもっていただき知識を得てもらうことも大切だと考えています。そのため当院ではインフォームドコンセントとして、患者さん一人ひとりに口の中の状態や治療内容をわかりやすく説明することを大事にしています。きちんと理解してもらえるように、専門用語は使わずわかりやすい言葉で説明したり、模型や写真などを使ったりして説明しています。

丁寧な診療はお子さんに対しても同じです。むし歯治療であれば、必ず親御さんの承諾を得てから歯を削ります。矯正治療となると子どもの口に矯正装置を入れるため、お子さんの理解も必要です。子どもでもわかるようにゆっくり説明してあげると、大体は受け入れてくれるものです。年齢によって処置できる内容も変わり、3歳くらいであると治療できることも限られていますが、小学生くらいになるといろいろできることも増えてきます。

嫌がる子どもへの対応としては、「子どもなりに理解させることが大切」だと思います。子どものマネージメント(患児の取り扱い)は小児歯科の基本でもあり、私の専門とする小児歯科分野でも深く学んできたことです。たとえば、むし歯があるならばお子さんにきちんと見せて、治療後に穴がふさがったことを見せれば、治ったと理解してくれます。矯正であれば歯並びがきれいになったとわかるはずです。もしお子さんの歯のことで何か気になることがあれば、気軽にご相談ください。

『すべては患者さんのために』をモットーに診療

当院は『すべては患者さんのために』をモットーにしています。医療の現場では患者さんが主役です。我々医療スタッフの務めは、歯科医療を通じて、患者さん一人ひとりがより健康になっていただくことです。子どもからお年寄りまで幅広い世代のかかりつけ医として、ライフステージに即した医療を提供します。

これから受診される患者さんへ

『河野歯科医院』は東武伊勢崎線「越谷駅」から徒歩10分のところにあります。駐車場(4台分)完備しておりますので、お車でお越しの際はご利用ください。診療時間は平日土曜夜8時まで、日曜も午後診療しています。

※上記記事は2022年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

河野 隆之 院長から聞いた
『過剰歯』

お子さんの歯が多く生えていませんか?放置すると歯並びに影響する恐れも?!

『過剰歯』というのは小児歯科ではよく問題になる症状で、文字通り『余分に歯があること』です。人間の歯の本数は決まっていて、乳歯20本、永久歯28本、親知らずをいれると32本になり、余分に生えている歯を過剰歯といいます。一方で、数が不足するケースを『先天欠如』といい、歯の数が多くても少なくても異常です。過剰歯の原因は不明なことが多く、レントゲンを撮って偶然発見されることも珍しくありません。また、いつの間にか余分な歯が出てきたと気づくこともあって、子どもの歯から大人の歯に生え変わるときに気づいて来院されるケースもあります。また、怪しいなと思ってレントゲンを撮ってみると過剰歯が発見されること多いものです。治療法は永久歯の歯並びに悪影響があると予想される場合には、抜歯を行います。過剰歯はいろいろな生え方があり、どこに歯が存在するかによって放置しておくかどうかが決まります。また、抜歯が難しいこともあり、手術が必要なときは子どもの年齢を考慮しなければなりません。日頃からお子さんに過剰歯がないか注意して観察することが大切です。日常的にみてあげて、何か気になることがあれば、すみやかに歯科医に相談してください。レントゲンを撮って必要であれば処置をする、もしくはそのまま様子見であれば経過観察をしていくことになります。

グラフで見る『河野 隆之 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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