TAGOデンタルクリニック

多胡 親孝 院長への独自インタビュー

5年後、10年後の患者さんの健康を守るために

私の師である佐藤貞雄（神奈川歯科大学 元学長）は常々、「我々の仕事は患者さんの健康を守ること」と仰っていました。患者さんの健康を守ることと、患者さんが求めることは必ずしも一致しません。矯正治療をしたい、インプラントを入れたい、歯を白くしたい、等々。そのお気持ちはわかります。しかし、それがその場だけの治療にとどまってしまっては健康につながっていかないのも確かなのです。
当院ではお口全体を総合的に診断した上で治療方針を決めていきます。例えば、噛み合わせの不具合による機能障害をなくしていく。健全な機能を獲得することにより、歯はもちろん、歯ぐきやあごなど、様々なことの健康に良い影響を及ぼします。今だけにとらわれるのではなく、5年後、10年後にきちんと健康を維持していけるように、今できることをやっていくことが大切です。

きちんとした診断の上に治療がある

治療をする以前に、何が起こっているのか、ということを診断することが重要です。きちんとした診断の上に初めて、それに対する治療方法というものが出てきます。治療方法は手段であることを認識すべきでしょう。何が起こっているかを知らなければ、時間をかけて治療をしても、すぐにダメになってしまうことも少なくありません。時間や費用をかける患者さんにとってマイナスとならないよう、きちんとした診査・診断の上で先を見据えた治療をしていくことが大切なのです。

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