たなか歯科医院

田中 茂之 院長への独自インタビュー

歯科医師という職業が当たり前にあった幼少期。仕事のやりがいに魅了され、開業

私の父親が歯科医師として開業していたので、長男である私は自然に家業を継承すると思っていました。幼少期は、歯科医院の診察室が遊び場でもあり、そのような環境が当たり前になっていました。高校生の頃、一度は寄り道をしたものの、無意識のうちに歯科医師を目指す方向に戻ってきたという経緯があります。このように、親の影響があって私も歯科医師を目指すようになりました。最初は、親の影響を受けて歯科医師になったのですが、実際に医療に携わるうちに、自分に合っている職業だと感じました。仕事へのやりがい、歯の健康を手に入れたことで患者さんの笑顔が見られたことなど、診療を通して歯科医師になって良かったと実感しています。
そして、いろいろなご縁があり、この吉川エリアに開業しました。この場所は、元々は私の同級生が開業していた場所であり、譲り受けたというご縁もあります。

食べることや体のバランスを整えるために、正しい入れ歯と噛み合わせを大切に

当院は、入れ歯や噛み合わせ治療を中心に診療を行っている歯科医院です。私自身、大学時代から補綴や顎関節症、噛み合わせ治療について多くの経験と診療技術の研鑽を積んできました。私たちの体にとって、噛み合わせや適した入れ歯というのは、多くの役割を果たしています。適した入れ歯や噛み合わせによって、どのような食べ物でも食べられるようになる道具であることはもちろんです。その他にも、認知症の予防や姿勢の改善にも役立っています。例えば、長く立ちっぱなしができない方では、実は噛み合わせが適切な位置ではないこともあるのです。そこで、噛み合わせの治療を行うことで、姿勢の歪みがなくなり、長時間立っていられるように改善できることもあります。このように体のバランスを整える上でも、正しい入れ歯や噛み合わせは重要といえるのです。そして、お口の状態は患者さん一人ひとり異なるため、信頼できる医師に一貫して診療を受けることも大切でしょう。
実際に来院されている患者さんの中には、私が大学病院で勤務していた頃からの付き合いで、30年ほど診療している方がいます。噛み合わせの治療では、医師が変わると正確に経過を見ていくことが難しいとされているからです。このように生涯にわたり、患者さんのお口の健康をサポートできるクリニックを目指しています。

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