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井上 和也 院長

KAZUYA INOUE

内科との連携対応が可能。最新デジタル機器での画像でわかりやすく解説し、抜かずに歯を残す治療を第一に。

明海大学大学院歯学研究科在学中より口腔外科に入局。関連病院での勤務を経て2000年に『かずや歯科』を開業し現在に至る。

井上 和也 院長

井上 和也 院長

かずや歯科

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

兄は内科、自身は歯科へと進む。口腔外科も経験し地元での開業へ

井上 和也 院長

私は医者の家系に生まれました。兄がすでに父の仕事を継いで医師になっていたんですね。まさに、ここ『かずや歯科』に併設されている井上医院の院長をしています。父も名誉院長として名を連ねていますよ。私の方はというと、他の道はないかなというところで歯科の道を選択しました。歯医者というと嫌いな人も多いでしょうが、自分の中では歯科というものにいやなイメージはありませんでしたね。近所に昔からお世話になった歯科の先輩がいましたので、自分も目指したいと思いました。大学院在学中に口腔外科の医局にいまして、大学院生をしながら専攻生というかたちで働いていました。そんな際に、父がクリニックを建て替えるので一緒にやらないかと言ってくれました。それで当院は内科のクリニックと歯科クリニックが併設された造りなんですよ。川越は私にとっても地元です。地域性として言うなら、古い町で人同士が近しいエリアだと思いますね。それこそ、親子二代、三代、四代ぐらいに渡って通ってくださるような患者さんもいます。おじいちゃん、おばあちゃんからお孫さん、そのお孫さんがお子さんを連れてきたりだとか。ここで開業してもう22年となりますが、これからもこの地域に根差して長く患者さんを見守れるクリニックでありたいと思います。

最先端のデジタル機器を導入。症状の過程をしっかりと解説

井上 和也 院長

『かずや歯科』はデジタルレントゲンやCT、CADシステムなどを導入しており、最新の画像診断が可能です。当院の方針として、治療やその説明もデジタルで進めるようにしています。CTやCADシステムで患者さんがわかりやすいように可視化するんです。虫歯で来院した患者さんにも、どうして痛みが起こったのか、どういう過程でそうなったのかなど。大きなデジタルレントゲンを撮らせてもらって、なるべく画像でしっかりお見せしたいんですよ。そのほうが伝わりやすいですし、画像や口腔内の写真を見せながら私も詳しく解説をしていって、必ずお客様に納得をしていただいてから治療に入るように気を配っています。あとは自分が患者さんの立場だったらと考えるようにして、難しい言葉を使わずに優しくお話しすることも心がけていますね。患者さんは大抵、歯医者さんが怖いと思って来ますから。当院では小さなお子さんも来院されるのでアニメを流すようにしたり、治療に使う機材はあえて目に触れないところにしまっておいたりします。院内のスタッフもみな優しいですからご安心くださいね。

抜歯は最後の手段。できるだけ歯を残す治療に注力する

井上 和也 院長

私は口腔外科にも携わっていましたので『かずや歯科』ではできる限り、患者さんの治療を断らずに叶えたいと考えています。例えば親知らずの抜歯も口腔外科の範疇ですが、これも当院で対応します。しかし虫歯治療や歯周病治療においては、なるべく患者さんの歯を残す治療に力を入れています。口腔外科というと抜歯というイメージがあるかもしれませんけれど、抜くのは最終手段と思っています。私としてはやはり、自身の歯で噛んで食べるというのが理想だと思うんですよ。高齢の患者さんの場合で、どうしても入れ歯にしなければいけないという場合はもちろん入れ歯にしますけれど。まだ歯が多くあるという段階であれば、残っている歯を大事にしようっていうお話とか、なんとか残せればいいよねというお話から始めたりはしますね。高齢の患者さんですと、もう抜いてくれって言う方は多いんですけれど、それでもまだしっかりしている歯だから残そうよとお伝えします。

内科と歯科の連携対応が可能。患者の変化を見逃さない

『かずや歯科』は私の兄が院長を務める内科と併設されたクリニックで、受付窓口や待合室は共通しており、院内通路でそれぞれの診療科に別れています。そのため内科と歯科の連携がとれる数少ないクリニックでもあるんですよ。連携というとなかなかピンと来ないかもしれませんが、例えば糖尿病や高血圧などの全身疾患をお持ちの方が来院したとすれば、内科の方に患者さんのデータがあれば事前に情報を共有できるんです。「この患者さんはこういった既往歴があり、過去にこんな治療をしてこんな薬を服用している、だからここに気をつけてください」といったことが私たちにも伝えられるんです。逆に歯科に来た患者さんで「歯の治療なのにここにも異常がある、ここは内科でちゃんと調べたほうがいいんじゃないか」というお話もできるんです。歯科は口腔内のことだけだと思われがちですが、口腔内って全ての入口なんですよ。口の中に異変があれば、体のどこかもおかしくなっているんじゃないかなって、いつも考えていないといけないと思うんですよね。一般の人が思っている以上に、歯科と内科の繋がりはあります。当院の患者さんは高齢の方も多いですし、よく来院される患者さんの変化をなるべく見逃さないように気をつけていますね。

これから受診される患者さんへ

『かずや歯科』はJR線、東武東上線川越駅からバスでおよそ8分、西武新宿線本川越駅からバスでおよそ5分のところにあります。「高沢橋」バス停下車すぐ、もしくは「札ノ辻」バス停下車徒歩3分ほどです。蔵造りの町並み、菓子屋横丁のすぐ近くで、土曜日も19時まで診療しております。駐車場も6台ありますので、お車の方もお気軽にご来院ください。何か小さなお困りごとでもしっかりとおうかがいしますので、いつでもご相談ください。

※上記記事は2022年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

井上 和也 院長 MEMO

  • 出身大学:明海大学
  • 出身地:川越市

井上 和也 院長から聞いた
『摂食障害[食行動障害]』

『摂食嚥下障害』の原因や予防法とは?

摂食嚥下障害は加齢や脳梗塞などの疾患により、飲み込みの機能が落ちることが主な原因です。むせてしまう、食事が満足に食べられない、場合によっては誤嚥性肺炎になってしまうことも。食べられないことで体重や筋力が落ちて、からだの衰えや死にもつながります。機能が落ちていくことを食い止めるため、まずは検査をします。実際に食事をしている様子、姿勢、食事の形状(とろみ、大きさ、刻んでいるかどうか)、常食を一緒に食べているのかどうかをチェックします。次に内視鏡検査で何が原因で飲めていないのかを確認します。たとえば、脳梗塞の後遺症で左側に麻痺があって左側の喉の動きが悪い、舌の動きが悪いため食べ物を送りこめていない、嚥下の反射が出ていないなど。原因がわかったら対策をします。たとえば、発生トレーニングを通して舌の筋肉を鍛える、喉の可動域を広げるマッサージをする、窒息しそうな場合であれば肺活量をあげる訓練など、原因によってリハビリのメニューを決めます。リハビリに関しては歯科医やSTさん(言語聴覚士)にみてもらいます。予防法は体力を低下させないために、プールで歩く、犬の散歩をするなど歩く習慣をつけることです。脳梗塞、脳出血、心筋梗塞によって麻痺が起き、動きが悪くなって飲めなくなることもあるため、それらの病気予防にも食生活が重要です。バランスの良い食事、血がサラサラになるような食生活、水分をとる、栄養状態の見直しなど、特別に何かをしなければならないというよりは、健康な生活を送ることがいちばん大切です。

グラフで見る『井上 和也 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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