すわ公園デンタルクリニック

小泉 忠彦 院長への独自インタビュー

モノづくりが好きで、歯科用切削器具への興味から歯科医師へ

僕はもともとモノを作ることが好きで、子どもの頃はプラモデルやラジコンを作っていました。よく歯医者さんに通っていて口腔内の再構築に興味を持ち、歯科医師を目指すこととなりました。
兄は歯科医で、甥が歯科大学に通っていますが、親は歯科医師ではなく、周りの影響を受けて目指したわけではありません。自分が好きなことを突き詰めたところ、歯科医師へたどり着きました。神奈川歯科大学卒業後はそのまま大学院の保存修復学へ進学し、象牙芽細胞の研究をして博士号を取得。その後は同大学の大学院で4年、大学で16年と長年にわたって教員を務めていました。今にして思うと、大学での教員生活はとても楽しかったなと。その後は茅ヶ崎にある法人の歯科医院で5年ほど院長を務めた後に埼玉へ来て、2017年に『すわ公園デンタルクリニック』を開業しました。

当初から都心に開業するつもりはなく、患者さんが車で来院されるときの利便性を重視して探していたところ、岩槻区諏訪を見つけました。院内はバリアフリー対応をしていて、お子さんが遊べるキッズスペースもあります。

『予防歯科』に積極的に取り組み、啓発していく

当クリニックは小児・一般歯科から審美まで幅広く歯科治療を行い、様々な年齢層の患者さんがいらっしゃいます。全体的には男性よりも女性が多いですね。そうした中で当クリニックでは、むし歯や歯周病の発症を未然に防ぐ「予防歯科」に力を入れています。なぜ予防が大切なのか？というと、むし歯や歯周病になって一度削ったり抜いたりした歯は、元に戻ることがなく、さらに再発しやすいというリスクを背負ってしまうからです。年齢を重ねてからも自分の歯で過ごすには、やはり定期的な歯科検診による予防やメンテナンスが重要です。そのため、当クリニックでは予防のプロである歯科衛生士が、歯のクリーニング処置からブラッシング指導、歯の保護(フッ素塗布)など、口腔内を健康に保つためのお手伝いをします。お口の中がスッキリして、病気や口臭予防にも効果的ですよ。

治療について基本的なことは何でも対応可能です。「マイクロスコープ(2台)」「歯科用CT」「口腔内スキャナー」など、精度の高い治療をするために必要な設備をひと通りそろえています。今後はこの地域でのむし歯罹患率を下げる取り組みをしていきたいという想いもあって、「位相差顕微鏡」を活用しながら患者さん自身にも採取した歯垢(細菌の塊)をお見せしていけたらいいなと思っています。

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