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木村 智憲 院長

KIMURA TOMONORI

一人あたり45分〜1時間かけてじっくり診療を。大学病院クラスの外科手術に対応できるインプラント専門医

日本歯科大学(東京キャンパス)卒業後、帝京大学医学部 歯科口腔外科に入局して研鑽を積む。その後、岸病院で高度インプラントセンター、MaloClinic Tokyo(All-on-4センター)にてインプラント治療を専門に経験を経て、『木村歯科医院』を三代目として継ぐ。2022年より院長を務めて現在に至る。

木村 智憲 院長

木村 智憲 院長

木村歯科医院

さいたま市南区/南浦和/南浦和駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

祖父の代から三代目として地域密着型の歯科医院を継ぐ

木村 智憲 院長

歯科医師を目指したきっかけは父親が楽しそうにしていたことなんです。僕が小学生の頃からスウェーデンに行き勉強して、スーツケースいっぱいにいろいろな歯科器材を持ち帰って、楽しそうに帰ってきました。歯科医として楽しそうに仕事をしている父を見て、僕も目指してみようかなと思ったのです。もともと物を作ったり手を動かしたりすることが好きだったので、ロケットのエンジンを作る仕事か歯科医師になることを考えていました。

父がインプラントをやっていたこともあって、大学卒業後は帝京大学の医学部歯科口腔外科に入局して、岸病院で高度インプラントセンターにて外来医長を務めました。2011年から銀座にあるインプラント専門クリニックMaloClinic Tokyo(All-on-4センター)の立ち上げから入り、副院長としてインプラントの経験を多数積み、ポルトガルが本社だったので何度も出張に行くことがありました。40歳を機に父の後を継ぐために戻って『木村歯科医院』の副院長として親子で勤務していましたが、2022年に院長就任して現在に至ります。祖父の代から続いて私で三代目になる歯科医院なので高齢者が多く、ずっと昔から通ってくださっている患者さんもいるので本当にありがたいことだと思っています。現在は基本的に1ヶ月に1度くらいしか予約が取れず、歯が痛いという状態だけではお断りしている状況です。紹介は受け入れているのですが、状況を改善できるように今後についてはスタッフを増員中で、大きく改装してリニューアルしていこうと思っています。

大学病院クラスの外科手術にも対応(親知らずの抜歯など)

木村 智憲 院長

昔から通われている方は治療の継続として来院されるのですが、私自身がインプラント専門医であり外科手術を得意としているのもあって、全体的には一般診療よりも外科治療が多く、特に紹介でいらっしゃる患者さんもたくさんいます。たとえば矯正で歯が動かず、歯も状態が良くないのでインプラントと矯正と併用して複合的に治療していくケースや、親知らず抜歯のために大学病院へ行くように言われたものの口コミで当院へいらっしゃった近隣の方もいます。その他、歯茎に親知らずが埋まっている、斜めに生えているなど大学病院クラスの抜歯についても対応できます。わざわざ遠くにある大学病院へ足を運ばずに処置できることで近隣の方たちもだいぶ助かるのではないでしょうか。当院には外科設備においても充実しており、感染対策、衛生関係にはとても気をつけています。新型コロナの感染防御対策に関しても患者さんに対する安全性、スタッフに対する安全性を第一に徹底して取り組んでいます。

診療は一人あたり45分〜1時間、コミュニケーションを大切に

木村 智憲 院長

診療の際に気をつけていることは、時間をかけてしっかりと説明することです。診療時間は一人あたり45分〜1時間確保して、いろいろな検査をした上で一人ひとりに説明をしています。何となくボヤッとした状態で理解しないまま治療を始めてしまうと、治療自体がうまくいっていても何かがきっかけで途中から不信感が生まれてくることもあるのです。中には「このようなことまで説明してもらったのは初めてです」と仰る患者さんもいらっしゃいます。15分で全て終了するような淡白な対応ではなく、一人ひとりにゆったりと余裕をもってコミュニケーションを取っていく診療スタイルです。歯科衛生士さんであっても同様に1時間の枠をとって対応しています。

インプラント治療に特化、紹介を頂くことも多数

当院の特徴でもあり、強みである治療として「インプラント治療」があります。清掃性が悪くすぐにダメになってしまうインプラントを提供しては患者さんにとっても不幸ですし、アフターケアを行う衛生士さんも苦労してしまいます。そのため当院のインプラントは清潔に保ちやすくお手入れしやすい長持ちするものを提供しています。骨不足でインプラントが治療できないといわれるようなケースであっても、骨の移植、人工の骨や自分の骨などを使用した治療、より安全で正確性の高いガイデッドサージェリーを取り入れているので、さまざまな選択肢をご提案できます。手術をすることに対して痛みを心配されるかと思いますが、静脈内鎮静法という麻酔を行って緊張感や精神的不安、恐怖心などを和らげてリラックスした状態でインプラント手術を受けられますのでご安心ください。麻酔は自分ですることもあれば、麻酔の専門医に依頼することもあります。病気を持っている方も多くいらっしゃるため、安全性を重視して手術前の検査には採血もしています。きっちりと順序に沿って準備をしていき、基本的には理想を求めて移植など何でもやるのですが、患者さんのご希望や年齢にあわせて負担が少ない低侵襲治療として骨移植・骨造成を行わずにグラフトレスインプラントを行い、全体的にやるならば歯を抜いたその日のうちに仮歯をするなど、インプラントに関してどんなことでも対応が可能です。インプラントの前に歯周外科や矯正治療が必要なこともありますので、お口全体を診断して、患者さんがきちんと噛める幸せや笑顔を提供していきたいですね。いいものを提供し続けるために私自身も勉強し続けて、インプラント専門医として講師をしたり、Webセミナーを実施したり、大学の講師も勤めています。やはり業界を活発化していくためにも若手を育成していきたいと思っています。つい最近では仙台、新潟、名古屋など学会の発表や外部講師、講演会といった活動などで全国を飛び回っていました。

これから受診される患者さんへ

『木村歯科医院』は京浜東北線、武蔵野線「南浦和駅」東口より徒歩3分にあります。お口の中で困っていることがあり、声をかけていただければ、いろいろな解決策をご提案できます。僕ができることなら対応して、できないことであれば幅広い人脈を通して信頼できる医師を紹介できます。しっかり治していただいて美味しくご飯を食べていただきたいです。

※この記事は2022年10月に取材したものです。

木村 智憲 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味&特技:馬術、キャンプ、ライブ参戦
  • 好きな本・愛読書:東野圭吾作品
  • 好きな映画:アニメ映画
  • 好きな言葉 座右の銘:自己研鑽
  • 好きな音楽やアーティスト:ゆず
  • 好きな場所・観光地:山、京都、ロサンゼルス
  • 出身大学:日本歯科大学

木村 智憲 院長から聞いた
『埋伏歯』

「埋伏歯」はリスクがあるなら若くて健康なうちに抜歯を

「埋伏歯」には明確な原因というのはありませんが、現代ならではの病気にはなってきているのかもしれません。現代人というのは顎の骨がだんだん小さくなっていっているため、顎の中に歯が収まりきれていないことが多くあります。歯科分野では姿勢や呼吸の問題も取り上げられていて、幼稚園や小学校時代の姿勢の悪さや成人も含めてストレートネックから始まる問題ともいわれます。姿勢の悪さから顎が後ろに引かれてしまい、女性からすれば顎が小顔になっていいと思うかもしれませんが、口の中が狭くなることによって舌の場所もなく、下の顎が成長できません。その結果、上の歯茎が見えるようなガミーフェイスになったり、顎が小さいから親知らずが生えてくるスペースがなくなったりします。そうするといびきや無呼吸症候群につながることもあり、その中の一つに埋伏歯につながっていると考えます。治療法は基本的には抜歯です。親知らずを抜くには大学病院へ行かなければならないことが多く、遠かったり予約が取りづらかったりという煩わしさから患者さんも消極的になりがちです。完全に埋まっていればそのままでいいのですが、リスクがある場合は若くて健康なうちに抜歯する方がいいと思います。

グラフで見る『木村 智憲 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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