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小野 博章 院長

HIROAKI ONO

幅広い層の患者さんのニーズに応える、地域の歯医者さんとして

日本大学松戸歯学部 卒業。クレイン歯科クリニック(現:南柏クレイン総合歯科)に勤務。2019年より『草加クレイン歯科』院長に就任(東武伊勢崎線「草加駅」より徒歩3分)。

小野 博章 院長

小野 博章 院長

草加クレイン歯科

草加市/氷川町/草加駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科
  • ●矯正歯科

石膏でできたライオンやカバが歯科医療に進む1つのきっかけに

小野 博章 院長

私が歯科医師という職業を意識するようになったのは、ごく自然な流れでした。というのも、両親ともに歯科医師であり、特に父の存在が大きかったですね。家の中では日常的に歯科医療の話題があり、幼いながらにその世界に触れていました。母は私が生まれた頃には引退していましたが、家庭環境としてはやはり歯科がとても身近でした。
子どもの頃、親戚の歯科医院で乳歯の治療を受けたことがありますが、不思議と嫌な記憶はありません。むしろ治療のあとにいただいた石膏でできたライオンやカバといった動物たちが楽しみで、通院するのが嬉しかったほどです。あの体験が、歯科医療に対するポジティブな印象の原点だったのかもしれません。
大学は日本大学松戸歯学部に進学し、卒業後は北小金の個人歯科医院で研修を受けました。その後、当時北小金にあった「クレイン歯科クリニック(現:南柏クレイン総合歯科)」と出会い、見学をきっかけに入社を決意しました。午前中だけの予定が、あまりの丁寧な治療と誠実な対応に感銘を受け、丸一日見学をさせていただいたのです。ここなら学び続けられる、そう確信できました。
2019年に『草加クレイン歯科』の院長に就任しました。気がつけばこの地で10年近く診療を提供し続けていることになりますね。

家族に接するように――「再治療のない治療」を目指して

小野 博章 院長

私が診療の中で常に心がけているのは、自分の家族に行うような治療を、患者さんに提供することです。自分の大切な人に対してどう向き合うかを念頭に置き、診療にあたっています。
その延長線上にあり、大切にしているのが「再治療のない治療」です。一度治療を終えた歯が、なるべく長持ちし、再治療に至らないようにするには技術の研鑽が不可欠です。私自身、毎日読書や情報収集を続けていますが、それは習慣というより、もはや生活の一部になっています。新しい材料や治療法を見つけ、それがエビデンスに基づくものであれば、積極的に取り入れていきます。
患者さんのニーズは常に変化しています。以前なら難しかったことも、技術の進化や設備の導入で可能になる時代です。より良い選択肢を提示し、患者さんご自身が納得して治療を選べる環境を整えることが私たちの役割だと考えています。

包括的な歯科診療と、予防の徹底が支える口腔の健康

小野 博章 院長

当院では、一般的なむし歯治療や歯周病治療はもちろんのこと、インプラント治療や審美歯科、予防歯科に至るまで、包括的な診療を提供しています。とりわけ、詰め物・被せ物に関しては適合の精度だけでなく、見た目の美しさや長期的な耐久性を重視しています。見た目が美しくても、隙間から虫歯が再発するようでは本末転倒ですので。
中で、予防歯科においては特に力を入れています。どんなに質の高い治療を行っても、日常的なケアが不十分であれば歯は守れません。当院では歯科衛生士専用のユニットを設け、担当制を導入しています。一人の衛生士が継続して口腔内を確認することで、小さな変化にも気づくことができますし、患者さんへの指導も一貫性が保たれます。歯科衛生士によるチェックで問題が見つかると、すぐに私の方へ相談が来るようにしています。歯科医師と歯科衛生士が連携しながら、一つのチームとして患者さんの健康を守っていく。それが当院のスタイルです

トリートメントコーディネーターの存在が支える信頼関係

患者さんにとって、診療チェアの上では聞きづらいことや話しにくいこともあると思います。そうした背景から、当院ではトリートメントコーディネーターが在籍し、専用のカウンセリングルームでお話を伺う体制を整えています。
初診時には検査結果をもとに治療計画を立てますが、その際、治療回数や期間、費用の見通しについても、トリートメントコーディネーターが丁寧に説明します。治療の前に疑問や不安を解消しておくことで、より安心して診療に臨んでいただけるのではないでしょうか。
歯科医師や歯科衛生士だけでは伝えきれない部分も、コーディネーターを介することで、患者さんがご自身のペースで理解を深められることになります。それが結果として、治療の質や満足度の向上にもつながっていると感じています。

これから受診される患者さんへ

『草加クレイン歯科』は、草加駅西口から徒歩3分の場所に位置し、地域に根差した診療を続けてまいりました。患者さんの年齢層も幅広く、30~40代の女性を中心に、お子さまからご高齢の方まで、幅広くご来院いただいています。
今後は、矯正やインプラントといった専門性の高い分野にもより一層力を入れ、患者さんの多様なニーズに応えられる体制を整えてまいります。その一環として、近隣の草加市立病院との連携も図っています。たとえば、全身疾患や服薬の状況に配慮が必要な場合、医科とのスムーズな連携を通じて、安全性を担保した診療が可能となります。
医療はチームで支えるものです。医院全体で、患者様が安心して通える環境づくりを今後も大切にしていきたいと思います。これからも草加の皆さまのお口の健康を、末永く支えていける存在でありたいと願っています。

※上記記事は2025年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

小野 博章 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:日本大学松戸歯学部
  • 趣味:読書
  • 好きな本:歯科関連書籍
  • 好きな観光地:九州
  • 座右の銘・好きな言葉:?

小野 博章 院長から聞いた
『口蓋隆起』

痛みはないものの、入れ歯などが合わなくなる弊害も

上顎のアーチの部分を口蓋(こうがい)と呼びますが、その部分が盛り上がってくるのが口蓋隆起です。基本的に痛みをもたらすことはありませんが、歯ぎしりや食いしばりによる力が慢性的に加わると、隆起はどんどんと大きくなってしまいます。痛みはないと申しましたが、例えば入れ歯の方の場合、隆起によって合わなくなってくることがありますので、必要があれば外科的処置によって隆起を取り除く処置が行われることもあります。難しいのが、外科的処置を行っても、再発してしまうことがあることです。それを避ける意味でも、あまりに歯ぎしり等が強い方については、ボツリヌス注射などで噛む力を弱くし、過剰な負担がかからないようにする処置も検討されます。

グラフで見る『小野 博章 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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