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田口 浩 院長

HIROSHI TAGUCHI

「医は仁術なり」の言葉を胸に誠実な治療を徹底。100%の結果を得るために130%の力を注ぐ

鶴見大学歯学部を卒業後、歯科全般について幅広く経験を積み1988年に「豊春駅」そばに開業。2008年に移転・リニューアルして現在に至る。

 田口 浩 院長

田口 浩 院長

田口歯科医院

春日部市/谷原新田/春日部駅

  • ●歯科
  • ●小児歯科

天体観測好きな少年が歯科医師を目指した理由とは?

 田口 浩 院長

私が歯科医師を目指したのは、一足先に歯科の道に進んだ兄の存在が大きかったでしょうか。そしてもう一つ、子どもの頃からの夢をかなえたいという思いがあったのです。実は小さな頃から星を見ることが大好きで、両親にお願いして望遠鏡を買ってもらったこともありました。いずれは自分で天体観測所をつくってみたい、新しい星を見つけて自分の名前をつけてみたい……そんな憧れを抱いていたのです。とはいえ夢をかなえるためには大金が必要になりますから、頑張って収入を得なければなりません。そのための一つの方法が、歯科医師として働くことだったのです。
歯科医師になり、自分のクリニックを最初に開いたのは1988年、同じ春日部市にある豊春駅の近くでした。それから20年ほど経った2008年にこちらに移転してきて、考えてみるともう30年以上も地域医療に携わっていることになりますね。あくまでも基本に忠実に、「医は仁術なり」の言葉を胸に日々の診療にあたっています。

医は仁術。患者さんのためを思い精一杯力を尽くす

 田口 浩 院長

「医は仁術なり」とは医師の在り方をあらわしたもので、患者さんのために尽くすことを諭し、お金儲けに走ることを戒めるような言葉です。私はこの言葉のように、自分が担当する患者さんのことを第一に考えながら、その方にとって一番よい治療を提供したいと思いながら診療しています。
来院される患者さんは近隣にお住まいの方を中心に、以前診療していたエリアから足を運んでくださる方も少なくありません。診療時間こそ午後6時までではありますが、土曜日や祝日の診療にも対応していることは当院の一つの特徴といえるでしょう。当院に足を運んでくださる方々に「ここを選んでよかった」と思っていただけるような診療を心がけておりますので、何かお困りのことがありましたらご相談いただければと思います。

100%の結果を得るために130%の力を注ぐ

 田口 浩 院長

『田口歯科医院』では歯科全般について幅広く診療しています。残念ながらインプラント治療は行っておりませんが、むし歯や歯周病の治療・予防をはじめ、セラミック治療やしっかりと噛める入れ歯づくりなどにも対応しています。日本には国民皆保険制度があり、悪くなったところを治す治療には保険が適用されます。たとえば、むし歯になった部分を削って・詰めてといった治療は保険診療で行うことができるんですね。これに対して、削った後の歯や失った歯を補う治療には、保険が適用されるもの・自費で行うもの(自由診療)の二通りがあります。
国民皆保険制度のない海外では全ての治療が自由診療になりますので、1本の歯の治療に何十万円とかかることが少なくありません。同じように日本においても自由診療は高額になりますから、せっかく治療した歯を長くお使いいただけるように、まずはしっかりとした土台をつくる必要があります。歯科治療ではこの土台の治療を「根管治療」といいますが、歯の根っこの部分は直接目で見ることができませんから、どれだけ丁寧に時間をかけても患者さんには分かってもらえないかもしれません(笑)。しかし私は100%の結果を得るために130%の力を注いで、患者さんのためにできる限りのことをして差し上げたいと考えています。

全ては患者さんのために。基本に忠実に丁寧な治療を徹底する

私たちの歯は歯肉や骨によって支えられており、これらの土台がしっかりしていないとセラミックなどの高額な人工物(詰め物・被せ物)を入れても無駄になってしまいます。一見きれいに治ったように見えても、2年、3年と経過するにつれて、再び治療前の状態に戻ってしまう恐れがあるからです。そのため私は土台づくり(根管治療)にこそ力を入れて、100%を目指して基本に忠実な治療を大事にしています。こうした保険診療は時間と手間がかかる一方、クリニックの収入が増えるわけではないのですけれど(笑)。それこそ「医は仁術なり」の言葉どおり、患者さんに喜んでいただけるような治療を行うことを心がけています。
たとえば入れ歯の治療は「作って終わり」ではなく、一人ひとりのお口に合わせて微調整していく必要があります。入れ歯を入れた直後は痛くてよく噛めないのが当たり前ですから、最初のうちはこまめにお越しいただいて調整を繰り返していきます。目安としては1か月前後で慣れてきて、3か月くらいでようやく違和感なくお使いいただけるようになる感じでしょうか。そうしてようやく患者さんから「噛めるようになりました」「好きなものが食べられるようになりました」などと言っていただけると、歯科医師としてはそれが何よりうれしいです(笑)。

これから受診される患者さんへ

お口の中の小さな異変を見逃さず、早期発見・早期治療につなげるためにも、半年に一度は歯科医院を受診していただくことが理想です。一方でコロナ禍以降、歯科医院から足が遠ざかっている方も少なくないのではないでしょうか。また入れ歯をつくったまま、メンテナンスもせずに何年も同じものを使っているという方もいらっしゃるでしょう。日本人が歯を失うもっとも大きな原因は、歯周病が進んだ状態の「歯槽膿漏」だといわれています。また、合わない入れ歯を使い続けていると顎関節症や腰痛などを引き起こしかねません。ご自分の健康を守るためにも、お口のことを安心して任せられる「かかりつけ医」を見つけ、定期的に受診なさることをおすすめします。

※この記事は2022年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田口 浩 院長 MEMO

  • 出身地:埼玉県春日部市
  • 趣味&特技:車、食べ歩き
  • 好きな本:経営、人間力、推理小説
  • 好きな言葉 座右の銘:元気が一番!
  • 好きな場所・観光地:京都、北海道
  • 出身大学:鶴見大学

田口 浩 院長から聞いた
『歯周病[歯槽膿漏]』

歯周病を進行させないためにもお口の中の定期的なチェックが大切

歯槽膿漏は歯周病がもっとも進んだ状態とされ、日本人が歯を失う最大の原因だといわれています。中高年世代に多くみられる症状ではあるものの、10~20代で若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)を発症するケースもありますから注意が必要です。

歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の間の溝の深さは、健康な状態であれば1~2mm程度とされています。一般的な歯科検診では歯石除去に加えてむし歯の有無や歯周ポケットの深さをチェックしますが、何らかの異常を指摘された場合は放置せず、きちんと治療することが大事です。歯石だけを取って治療をしないままでいると、数年後に歯肉からの出血がみられたり、口臭が気になったりすることになるでしょう。「食べ物がはさまる」など何か気になることがあるときは、積極的に受診してほしいと思います。

グラフで見る『 田口 浩 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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