鈴木 盛仁 院長
MORITO SUZUKI
お口の健康を守り、患者さんの一生の健康を一緒に考えていく歯科医院を目指して
日本歯科大学卒業。同大学大学院薬理学講座修了。東京、神奈川、埼玉の歯科医院で研鑽を積み、2021年3月1日に『MANAデンタルクリニック』を開院(東武鉄道東上本線「ふじみ野駅」西出口から徒歩約11分)。
鈴木 盛仁 院長
MANAデンタルクリニック
ふじみ野市/旭/ふじみ野駅
- ●歯科
- ●矯正歯科
- ●小児歯科
- ●歯科口腔外科
自分の道として自然に歯科医師を目指すように
祖父母の代からの歯科医師の家系に育ちました。父も母もそうでしたし、姉もその道に進みました。私自身について言えば、他周囲からの期待は感じていましたが、かといってそれがプレッシャーになったというわけでもなく、中学から高校に進んでいく時点で、「自分の道」としてだんだんと歯科医師になることを目指すようになっていたのです。
日本歯科大学を卒業後、母校の大学院の薬理学教室に進みました。いわゆる基礎研究分野で癌や再生医療の研究に携わったのち、今度は臨床医として大学の外に勤務先を求めました。東京、神奈川、そして埼玉と、複数の歯科医院で勤務医として研鑽を続け、縁あって『MANAデンタルクリニック』を開院したのが2021年3月のことになります。
患者さんのニーズに応じて、幅広く質の高い歯科医療を提供
小児矯正を扱っていることもあって、小学校から中学校に上がる前のお子さんが多く、それに加えて以前に診させていただいていたご高齢の患者さんが多いですね。老若男女問わずですとか、若い方が多い、ご高齢の患者さんが大多数、といった傾向は少なくありませんが、“上と下”に集中しているというのは私も初めてですし、珍しい傾向と言えるでしょう。
小児矯正があり、並行して矯正専門の先生にお越しいただき、ワイヤーを用いたいわゆる本格矯正も行なっています。もちろん、インプラント治療も扱っていますし、必要のある方には骨の再生医療も提供しています。加えて、地域の歯科医師会に参加し、健診等も行なっている関係もあって、難症例の患者さんを紹介されることもあります。提供できる幅がそれだけ広いとも言えますが、逆に言うと、特徴らしい特徴がない、とも言えるかもしれません。私としては、何かに1つに特化するのではなく、患者さんのニーズに応じて、必要な治療を提供するというスタンスでいます。
将来を見据えた口腔機能の改善を図っていく
昨今、需要が高まっているマウスピース式の矯正治療とは趣が異なり、口腔機能の改善と向上を目的としたプレオルソと呼ばれる矯正装置を主としたお子さんの矯正治療を行なっています。考え方としては、顎を広げることによって自然と歯並びが良くなり、同時に、上の顎は鼻とつながっていますから、呼吸も楽になっていくというもので、身体機能の大切な一部として口腔機能の面から健全な成長を促していくものです。
実は小児の治療に力を入れ始めのは、それほど前のことではないのです。以前はお子さんより大人の患者さんが多い医院で診療をする機会が多く、子どもに特に目を向ける、といった感じではなかったんですね。それが以前の病院に勤務し始めた時、だんだんと歯科衛生士さんから相談を受けることが多くなってきました。多くのお子さんを拝見しているうちに、「むし歯だけ診ていても追いつかない」と考えるようになり、将来を見据えたお口の機能をサポートしていくことを重要視するようになっていったのです。
矯正治療を行なっても、歯は元の形に戻ろうとします。矯正治療終了後、リテーナーと呼ばれる装置が扱われるのは、その後戻りを防ぐためなのです。ただ、そもそもなぜ戻ろうとするかと考えますと、舌と頬の筋肉に“くせ”がついてしまっているとも考えられます。だからこそ、小さな頃から余計なくせがつかぬよう、長期的な視野でお口の健全な発達を促すことが大切なのです。
歯みがき指導を中心にご高齢の方の健康に貢献
ご高齢の方に関しては、歯科衛生士による歯みがき指導が中心となってきます。当院では、歯垢(プラーク)をチェックする際、3色に染め分けできる染め出し液を使用しています。最近着いたもの、慢性的に着いているもの、むし歯のリスクが高いもの、といったように細菌の量によって色が変わっていくものです。それによって、たまたま今日みがけてないのか、それとも以前からずっとみがけてないのか、といったことが一目瞭然でわかるようになり、患者さんも理解しやすいということになります。
この染め出し液が市販され始めた頃はさほど注目を集めていませんでしたが、内容を聞いた時に「これは使わないといけない」と直感し、比較的早い段階から使用しています。マンパワー等の問題もあって、ご高齢の方はケアが中心になっていますけども、手段は違ってくると思いますが、お子さんと同様に機能の回復ということにも手がけていければと考えています。
これから受診される患者さんへ
歯科の治療は、病院では終わりません。治療の結果、状態が良くなり、それによって美味しいものが食べれるようになったり、歯がきれいになっていい写真が撮れたり、患者さんにとってプラスとなることがあって初めて診療が終わったと言えるのです。お口が変わることによって日々の生活が変わり、健康的で文化的な生活を創造するお手伝いをさせていただければと思っています。
歯周病に代表されるように、お口の疾患は全身の状態に深く関わることが明らかになってきています。食べることはもちろん、生活全般にお口の健康が色濃く影響しますので、その健康を維持するためにも、歯科医院に定期的に通う習慣を身につけていただければと思います。
※上記記事は2024年11月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
鈴木 盛仁 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 出身大学:日本歯科大学
- 趣味・特技:写真撮影/空手(初段)
- 好きな音楽:ジャズ
- 好きな観光地:軽井沢
- 好きな言葉・座右の銘:「無知の知」
鈴木 盛仁 院長から聞いた
『歯周病』
慢性的な炎症疾患は互いにリンクして悪化させる傾向がある
歯周病は慢性炎症疾患の1つです。糖尿病もそうですが、慢性炎症疾患はお互いがリンクして悪化させていくということもわかっています。ですから、お口の疾患と限定することなく、全身の状態に悪影響を及ぼすものとして認識されるべきなのです。
グラフで見る『鈴木 盛仁 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
MANAデンタルクリニック
鈴木 盛仁 院長
ふじみ野市/旭/ふじみ野駅
- ●歯科
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