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泉田 美知子 院長

MICHIKO IZUMIDA

来院後には安心した気持ちでお帰りいただける地域の小児科・内科クリニック

埼玉医科大学医学部医学科 卒業。同大学綜合医療センター小児科に入局。埼玉医科大学公衆衛生学教室 助教を経て、イムス三芳綜合病院小児科、福島県立医科大学附属病院小児科に診療医として勤務。(財)大原綜合病院小児科部長、泉田内科こども医院(副院長)を経て、2017年9月、『上落合クリニック』院長に就任(各線「大宮駅」から徒歩8分)。

泉田 美知子 院長

泉田 美知子 院長

上落合クリニック

さいたま市中央区/上落合/大宮駅

  • ●小児科
  • ●アレルギー科
  • ●内科
  • ●糖尿病内科
  • ●内分泌内科

小児科医を志した理由。結婚・出産、地元大宮での開院

泉田 美知子 院長

幼少期から人間の体の仕組みや、病気になるメカニズム、病気の予防に興味があり、医学部に進学して医学を学びたいと思いました。私は母が高齢出産した末子です。友人達のお母さまと比べて実母は年配であり私は母の健康状態をいつも心配していました。幼な心に大好きな母に長生きしてもらいたい、どうすれば病気にならずに長生きしてもらえるかしら?と思ったのも医学に興味を持ったきっかけでした。
大学4年生で臨床医学を学び、その知識を持って5年生で臨床実習BSL(ベッドサイドラーニング)が始まりました。いざ患者さまを前にすると学問的に興味を覚えた科目が、必ずしも臨床の場で自分に合っている診療科ではないと気づき迷っていました。そんななか入院中の子供たちはつらい状況であっても、その存在と笑顔に強さがあり、希望や光を強く感じ、子どもの笑顔がずっと見ていたくて小児科医になろうと決めました。もちろん、もともと、赤ちゃん、子どもが好きだったことは大きいです。
大学卒業後は母校の埼玉医科大学総合医療センター小児科に入局し、一般小児病棟、NICU(新生児集中治療室)に勤務しました。当直明けのカンファレンスはいつも居眠り、一睡もできない当直あけの業務は眠気との闘い、懐かしい思い出です。今から思うと大学病院での激務は貴重な症例をたくさん経験させていただいた、大変ありがたい時間でした。
結婚・出産後は子育てとの両立も考え母校の公衆衛生学教室の門をたたき、疫学、予防医学を学びました。臨床医とは全く違う世界を知り、学生と多くふれあえた思い出深いかけがいのない教員生活でした。
学位取得後に小児科臨床医生活にもどり、アレルギー専門医となり、2017年に自宅近傍に「上落合クリニック」を開院することになりました。

換気と清潔な空間にこだわって

泉田 美知子 院長

クリニック開設にあたって特にこだわったのが“換気”と“清潔な空間”でした。戸建てクリニックの強みで、診察室にも待合室にも大きな窓をたくさん配置して自然の風がしっかり通るようにしています。小児科は感染症患者さまが多いので飛沫、空気感染対策での換気の徹底が第一と心がけています。狭い院内ですが感染症児と非感染児の動線を分けるように工夫しています。

親子で受診いただける小児科・内科クリニック

泉田 美知子 院長

クリニックは2階建てで、1階が小児科、2階が内科です。内科医の夫は糖尿病、高血圧、甲状腺疾患を専門としています。大宮駅近郊は各専門のクリニックが多くあります。患者さまに最適な医療を提供するために、必要時には病診連携、地域の先生方と診診連携しています。
院内はバリアフリーとなっており、エレベーターがございますので、車いすの方もご利用いただけます。
小児科と内科が同じ建物にあり親子で受診しやすい環境は、当院の強みかと思います。「家族ぐるみで通いやすい」と感じていただける地域のかかりつけクリニックになれるように精進したいです。

お子さま、保護者さまへの思い、アレルギー診療

診察のときにはお子様が不安にならないように、お母さまの膝の上で寝転がらせて診察をしたり、次に何をするのか保護者さまとお子さまに声をかけるようにしています。子どもは体調が悪いと夜は寝てくれませんし、いつもより手がかかることが多いので保護者さまはお疲れです。ご負担を少しでも減らせますように、連れていらした兄弟姉妹のお相手や診察後のお子さまのお着換えを当院スタッフができる限りお手伝いさせていただきます。

感染症はもちろん気管支喘息、アトピー性皮膚炎や乳児湿疹などの患者さまを多く診療しています。軽症の食物アレルギーでは院内で食物負荷試験を実施することもあります。
共働き世帯が多いので予防接種、乳幼児健診は診療時間内であれば時間帯を決めずに実施しています。平日夕方18時からの乳幼児健診枠も設けています。予防接種で来院された児には次に打つべきワクチンを具体的にお知らせしています。

これから受診される患者さまへ

当地で開業してからもうすぐ8年になります。開業当初赤ちゃんだったお子さまも今では小学生。本当にあっという間、ですね。地域のお子さまが健やかに成長していく姿を見られるのは、何よりの喜びです。「あんなに泣いて逃げていた子が、予防接種で全く動かない!」なんてびっくりする場面もしばしばあります。

当院は“気軽にご相談いただけるクリニック”を目指しています。ちょっとしたことでも、気になる症状がございましたらご遠慮なくいらしてください。地域の子どもたち、そしてご家族の皆さまの健康増進に少しでもお役に立てますように、地域在住医師として診療を続けてまいります。

※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

泉田 美知子 院長 MEMO

小児科専門医 /アレルギー専門医

  • 出身地:神奈川県横浜市
  • 出身大学:埼玉医科大学
  • 趣味:ロードバイク
  • 好きなもの:オーボエの音色「いつか演奏できるようになりたいです」
  • 好きな場所:山下公園
  • 座右の銘:「不言実行」

泉田 美知子 院長から聞いた
『急性咽頭炎』

溶連菌による咽頭・扁桃炎への対処

小児の急性咽頭炎・扁桃炎の病原体の多くはウイルスですが、細菌では溶連菌の頻度が高く、5歳をピークに4歳~小学生の間で多く見られます。症状としては発熱、倦怠感、咽頭痛、皮疹、腹痛や嘔吐など。
診察所見としては、特徴的な咽頭所見(咽頭の点状出血斑)、イチゴ舌、皮膚所見(小さな赤い発疹など)などをチェックしていくことになります。
治療としては、ペニシリン系抗菌薬の10日間内服が基本で、これでリウマチ熱発症を予防できます。最近は、溶連菌咽頭炎の2‐3週間後以降に発症する、急性糸球体腎炎の頻度は減少しています。無症状のお子さんの咽頭の検査をすると、10~20%は溶連菌が陽性となり、これを保菌といいます。保菌は抗菌薬治療の対象とはならず、また、3歳未満では続発症としてのリウマチ熱は見られないため、原則、抗菌薬は不要です。

グラフで見る『泉田 美知子 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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