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美山 仁 院長

MIYAMA HITOSHI

気軽に相談できる地域のかかりつけ医。大学病院で培った知識と経験を地域医療に還元したい

北海道大学医学部卒業。東京医科大学精神医学講座にて精神科医として経験を積み、2022年より『美山医院』の一員に。2023年に院長を引き継ぎ、現在に至る。

美山 仁 院長

美山 仁 院長

美山医院

本庄市/日の出/本庄駅

  • ●精神科
  • ●心療内科

精神世界への興味から精神科医を志す

美山 仁 院長

『美山医院』は私の父が開設した精神科・心療内科のクリニックです。父が精神科医だったこともあり、私は学生時代から人の心や感情について興味を持つようになりました。人の数だけ感情があり、その形は人によりさまざまです。そうした精神世界の神秘さに魅了され、自然と精神科医を志すようになりました。大学卒業後は埼玉県内で初期研修を行い、その後は東京医科大学精神医学講座で精神科医としての基本を学びました。特に、難治性のうつ病や双極性障害の鑑別、治療について勉強できたことは、自分にとって大きな財産になっていると感じます。

適切な診断と治療により、心からご満足いただける結果につなげる

美山 仁 院長

うつをはじめとした精神的な不調は、職場や家庭環境などさまざまな要因によって生じるため、来院される患者さんも年齢・性別ともに本当にさまざまです。20歳代から50歳代の働き世代、このほか高校に通う学生さんもいれば、80歳過ぎのご高齢の方もいらっしゃいます。メンタルの問題であることを見過ごされてしまうような軽度のものから、日常生活に支障があるほど重症化したものまで、医学的根拠に基づいて適切な診療を行えることが当院の強みです。
父の代から引き続き「地域のかかりつけ医」であることに変わりませんが、これからはより質の高い医療をご提供できるよう努めています。むやみにお薬を使うのではなく、それぞれの患者さんに本当に適した治療薬を選択し、副作用にも配慮しながら患者さんの苦痛を少しでも取り除くことを目標に日々診療にあたっています。精神科や心療内科を受診するのは少々ハードルが高いことかもしれませんが、悩みやつらさを一人で抱え込まずに、まずはご相談いただきたいと思います。

大学病院で培った知識と経験を地域医療に還元したい

美山 仁 院長

医学は日々進化を続けていますから、以前はよく分からなかった病気もきちんと診断がついたり、新しい治療薬が開発されたりしています。たとえば、ひと昔前は「うつ病」とひとくくりに診断されていたものも、詳しく検査をしてみると気分の高ぶりと落ち込みを繰り返す「双極性障害」だと診断がつくケースもあります。実は治療を行ううえで、この2つの病気を正しく見極められるかどうかが、その後の経過に大きく関わってきます。もし双極性障害の患者さんに対して安易にうつ病の薬を使えば、症状の悪化を招く恐れがあるため、きちんと診断をつけて適切なお薬を処方しなければなりません。
私はこれまで大学病院でこの2つの病気を正しく見極めるための訓練を行ってきました。気分障害のスペシャリストである教授のもとで研鑽を続け、、今も知識のアップデートに努めています。きちんと診断をつけて適切なお薬を使うことができれば、症状を大きく改善させるだけでなく、無駄な薬を減らし副作用を軽減できる可能性があります。患者さん一人ひとりのお気持ちに寄り添いながら、最も適した治療法を選択することをモットーとしています。

受診しやすく話しやすい。患者さんに寄り添うクリニックを目指して

古きよきものを受け継ぎつつ、今の時代にマッチしたクリニックへと進化していくため、私の代になって新たに電子カルテや自動会計システムを導入するなど少しでも快適に受診していただけるような環境づくりに努めています。当院ではクレジットカード情報を携帯のアプリで紐づけしていただければ、会計時にお待たせすることはありません。これからも患者さんの待ち時間をなるべく少なく、さらに通院負担を減らせるような工夫を続けていきたいと考えています。
また医療機関、さらに精神科や心療内科を受診することは不安や緊張を伴うことでしょう。そのため、診察の際はできるだけ話しやすい雰囲気づくりを心がけ、リラックスできるよう心がけています。

これから受診される患者さんへ

『美山医院』は「本庄駅」から徒歩15分の場所にあります。駐車場のご用意もありますので、お車の場合はこちらをご利用ください。
精神科などを受診すると、それからずっとお薬を飲み続けなければならないとお考えの方も多いでしょう。また、お薬の量がだんだん増えてしまうのではないかと不安に感じている方がいらっしゃるかもしれません。たしかに、病気の種類によっては長期にわたりお薬を飲んでいただく必要がありますが、症状が落ち着いている状態が続いていれば減薬や断薬を検討できるケースもあります。当院ではなるべく副作用の少ないものを選び、必要以上に薬を増やすことはせずに患者さんとよく話し合って治療方針を決めるようにしています。


※上記記事は2023年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

美山 仁 院長 MEMO

精神科専門医

  • 出身地:群馬県
  • 趣味&特技:散歩、読書
  • 好きな本・作家:ウィリアム・R・ミラー
  • 好きな言葉、座右の銘:石の上にも三年、雨だれ石を穿つ

美山 仁 院長から聞いた
『うつ病』

自分なりのリフレッシュ法を見つけてストレスをため込まないことが大切

うつ病は、気分が落ち込んだり憂うつになったりするなどの精神症状と「眠れない」「だるい」などの身体症状が現れる病気です。発症の原因はさまざまで、職場や家庭などでのストレスだけでなく、昇進や結婚など一見するとプラスのイメージのある環境の変化によっても引き起こされることがあり、中にはこれといった特定の原因がないケースもあります。
うつ病の治療でポイントになるのは、まずはしっかりと休養をとることです。お仕事をしている方では一定期間休職し、療養に専念するケースも少なくありません。またいったん症状が軽快しても、再発しやすいのがうつ病の特徴です。再発を防ぐためには日々のストレス発散や適度な運動、考え方の癖を見直すなどが重要になります。基本的なことになりますが、栄養バランスのよい食事と安定した睡眠など、生活リズムを整えることもとても大切です。

グラフで見る『美山 仁 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION