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川口 里江子 院長

KAWAGUCHI RIEKO

愛着のある地域の「かかりつけ医」として。診療科の枠を超え一人ひとりの患者さんに寄り添っていく

順天堂大学医学部を卒業後、研修を経て内科全般について幅広く経験を積む。その後、結婚や出産を経てリウマチ・膠原病の研究に従事し、日本内科学会総合専門医の資格を取得。1993年、愛着のある地元に『けやき医院』を開設し現在に至る。

川口 里江子 院長

川口 里江子 院長

けやき医院

さいたま市西区/中野林/大宮駅

  • ●内科
  • ●リウマチ科
  • ●消化器内科

「人間を診たい」という気持ちから医療の道へ

川口 里江子 院長

「人間に係る仕事をしたい」「人間を診たい」という思いから医師を目指しました。順天堂大学医学部を卒業した後は内科医として幅広く経験を積みました。内科全般を学び特に、「総合内科専門医」のほかに胃・大腸といった消化器の病気については、「消化器内視鏡専門医」などの資格も取得しています。また出産後は母校の大学の膠原病内科に籍を置き、リウマチ・膠原病の研究に従事した時期もありました。そうして内科的な病気を幅広く診療する『けやき医院』を開設したのは1993年でした。

内科全般に幅広く対応し、健康維持・増進のお手伝いを

川口 里江子 院長

ここは愛着のある地元でもあり、私には診療を通して地域のみなさまの健康維持・増進をサポートしたいと思っています。来院される患者さんは地域にお住まいの方がほとんどで、年齢的には高齢の方が多い状況です。日々の生活でみられる不調をご相談いただくほか、生活習慣病の管理をお任せいただいたり、関節リウマチの治療にあたったり、各種健診/検診や内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)検査にも対応する中で、病気の早期発見にも努めています。
院内は清潔感があり居心地のよい雰囲気づくりを心がけ、来院される患者さんをあたたかくお迎えしています。そして診療の際は一人ひとりの患者さんと向き合い、会話などを通して、健康的な生活を継続できるためのサポートをさせていただきます。体調に不安があるときに受診なさるのはもちろんですが、ご自身の健康のために「気になることを相談してみよう」といった気軽な感じで足を運んでいただければと思います。

患者さんのお気持ちに寄り添い、その方にとって一番よい治療を見つけたい

川口 里江子 院長

ちょっとしたかぜやお腹の症状などのほか、内科で担当する病気は本当にさまざまです。また、ご高齢の患者さんでは生活習慣病などの持病がある方も多くいらっしゃるため、個人個人の背景にあるものに考えを巡らせて適切な治療を行うことが大事になると考えております。たとえ同じ病気であっても、すべての方に同じ治療をすることが良いのではないかもしれないと思っております。私たち内科医が肺がんや胃がんを見つけた場合、患者さんの手術はほかの病院の外科にお願いすることになります。がんの手術がうまくいけば患者さんに喜んでいただけますが、中には手術が適応とならない病気もあります。そうした場合も患者さんの考えや気持ちを尊重しながら、その方にとって一番よい方法を見つけたいと思っています。
私が専門にしている関節リウマチは免疫の病気(自己免疫疾患)の一種で、手術をするのではなく、薬を使って「症状を進行させない」治療を続け、通常の生活を送れることが目標です。若い方では10歳代で発症することもあるため、病気と上手に付き合っていくことがとても大事です。一方で、関節リウマチでは画期的な薬の登場によって高い治療効果が期待できるようになってきています。そのため私としては、同じように関節リウマチなど膠原病を専門にする息子の力も借りながら、よりきめ細やかな診療を行っていきたいと考えています。

診療科の枠を超え、地域住民の頼れる「かかりつけ医」に

私たちのような地域のかかりつけ医は、患者さんの小さな変化に気付き、大きな病気に発展させないようにする役割も担っています。たとえ持病があっても住み慣れたご自宅で、その方らしい生活を送っていただけるように「体調のよい状態」を保つ手助けをすることも大切な仕事です。
また私は、患者さんが「ほかの病院では話せなかった/聞けなかった」という不安や疑問を気軽に相談できる場所でありたいとも思っています。私の専門は内科の病気ではありますが、整形外科や小児科といった専門外の部分についても可能な限りアドバイスを差し上げたりして、一人ひとりの患者さんを適切な医療につなげるお手伝いができたら嬉しく思います。たわいもない世間話やここで交わされる会話の中から気持ちをくみ取り、気付きを得たことをスタッフ同士で共有するなどして、小さなサインを見逃さないようにしたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

けやき医院で行う医療には、どうしても限りがあります。それでも親身になって患者さんに寄り添い、できるだけ健やかに年齢を重ねていただくための手助けはできるでしょう。これまでもたびたび、患者さんに「ここに通っているから元気でいられるよ、ありがとう。」と言っていただいたこともあり、医師としては何より嬉しいことだと思っています。個人的には「こうしてあげられたらよかった……」と振り返ることもありますが、一つ一つの経験をよりよい医療の提供につなげるべく日々の診療にあたっています。何かご不安なこと、気になる症状がみられましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。



※上記記事は2023年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

川口 里江子 院長 MEMO

  • 出身地:埼玉県さいたま市
  • 趣味&特技:ゴルフ
  • 好きな本・愛読書:風景や絵画の本
  • 出身大学:順天堂大学

グラフで見る『川口 里江子 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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