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若林 大樹 院長

DAIKI WAKABAYASHI

365日年中無休で診療。助産師、薬剤師、栄養士による指導やスキンケアも徹底し、育児全般の悩みを解決

慶應義塾大学医学部卒業後、慶應義塾大学病院入局。複数の病院で小児科医・新生児内科医の研鑽を積み、『Sunnyキッズクリニック』開院。

若林 大樹 院長

若林 大樹 院長

Sunnyキッズクリニック

川口市/戸塚南/戸塚安行駅

  • ●小児科
  • ●アレルギー科

小中学校で4回の骨折経験から医師を目指し、研修時から小児科を志す

若林 大樹 院長

私は家族に医師や医療従事者がいない家庭で育ったんです。ただ小さい頃からスポーツは大好きで、なんと小学校と中学校で骨折の経験が4回もありまして。中学のときの骨折で手術も経験し、その手術に立ち会っていただいたのが整形外科の先生でした。そういた影響もあって、整形外科やスポーツドクターになりたいなと医師の道を志したんです。病院実習で小児科外来を見て、救急車で生死をさまようような状態で運ばれてきた子どもが、1~2週間後に退院して、元気に歩いて外来に来てくれたのを見て感動したんです。とにかく子どもの回復力や生命力ってすごいなと。小児科って本当にやりがいがあるなと思って。もともと子どもが好きなのも重なりましたけど、その実習中に小児科医になりたいなという気持ちが芽生え、研修も小児科を最初に回りました。その時点で私の中ではもう小児科だ、と気持ちは固まっていましたね。川口市自体は子育て世代に貢献する政策を打ち出しているんですが、埼玉県は場所により周囲に比べて医療的に安定していない地域もあります。そういったことから、この川口に開院を決めたんです。

365日年中無休で診療、予防接種・検診もいつでも受けられる体制

若林 大樹 院長

『Sunnyキッズクリニック』は原則として、365日年中無休で診療しております。木曜の午後は職員研修のため休診しますが、基本は毎日対応しています。
私はこれまでいくつかの病院で小児科医として勤務し、地方の病院で勤務することも多かったです。地方では小児科医が不足しており、週末など小児科医ではない先生が当番で診ることもあり、週が明けてから来院されると、お子さんに川崎病の症状が出ていたり、敗血症でショック状態になっていたりということがありました。親御さんとしては小児科医の先生じゃなくても、病院に行ったら安心してそのまま様子を見てしまう方が多いと思います。なので、毎日継続して適切小児医療を提供できるクリニックを開業したいという思いがあったんです。安定した医療で、地域のご家族の不安や、育児に対する悩みを解決できる場を作れば、少子化にも貢献し、子育てしやすい町もできてくると思ったんです。当院は診療時間内であれば予防接種も健診も受けられるようにしています。あと新型コロナウイルス情勢下で開院したこともあり、予防接種、検診の場所と一般診察の部屋を分けています。WEBでの予約システムも導入し、問診もネット上からできるようにしていますね。

スキンケアにも注力。患者の悩みや不安を除き笑顔にする

若林 大樹 院長

『Sunnyキッズクリニック』では、小児のスキンケアも特に力を入れている診療のひとつです。子どもは肌のトラブルも結構多いんですよね。皮膚はすごく大切ですよ。病院でお薬が処方されていても、塗り方や減らし方を教えてくれる病院は少ないんですよ。薬を処方するだけではなくて、塗り方やその後のケアの仕方について、一緒に勉強できるスキンケア教室を開催しています。私自身、これまでいろんなクリニックや病院に勤めて学ぶ機会がありました。千葉にある病院に勤めていたのですが、そこがアレルギー専門病院で、スキンケアの指導がすごくしっかりしていたんです。なので私も開業にあたって、自分のクリニックでもそのようにしたいという思いが強かったんです。当院はスタッフに薬剤師もいますので、それを伝えた上でどのようにすれば患者さんに伝わりやすいかなどを相談し、開院当初からスキンケアについては力を入れていますね。皮膚のトラブルに関する患者さんは、こういったスキンケアの口コミで来院される方も少なくないですよ。当院のミッションは、クリニックに関わる全ての人を笑顔にすること。クリニックに来院される方は、みなさん何かしらの悩みがあっていらっしゃる方ばかりです。そういった方がこのクリニックを出ていくときに、ひとつでも悩みや不安が減った状態であるように、スタッフ一同尽力しています。

助産師、薬剤師、栄養士による指導。育児全般の悩みを解決する

『Sunnyキッズクリニック』では、普通の小児科にはないような特殊な外来にも力を入れています。助産師も週一度来ており、母乳育児相談室を設けています。新生児や母乳について、体重増加不良など育児全般の悩みの相談にお答えしているんですよ。薬剤師さんも月2回ほど来ており、喘息の吸入器具の使い方や服薬の指導をしてもらっています。お子さんは薬を飲むのが大変な子も多いですからね。あと小児のアレルギー専門機関から栄養士さんも月2・3回来ていますので、栄養相談の日も設けています。一般的な偏食の相談から、アレルギーのあるお子さんの相談、成分表示の見方や食事の進め方など、医師以外の専門スタッフと協力しながら対応しています。他にも離乳食アドバイザーの資格取得者のスタッフや、子どもの精神に関する資格を取った看護師もいますので、今後は学童期や幼稚園ぐらいの子の育児の相談に対応できる体制を構築していくつもりです。病気だから病院に行く、というよりも、子育て全般の悩みや不安を解決するクリニックとして体制を整えていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『Sunnyキッズクリニック』は埼玉高速鉄道、戸塚安行駅より徒歩2分。戸塚安行医療ビレッジ内にあり、365日年中無休で診療しております。医療ビレッジ内には約20台の大型駐車場を完備しており、近隣には当院と提携しているコインパーキングもありますよ。
地域として医療のIQを上げていくことが大切と思っています。患者のみなさんと一緒に勉強するつもりで、この地域がより子育てしやすい町になっていければいいなと思っています。お子さんに関することなら、どんなお悩み事も迷わずに相談していただきたいです。病院というよりも健康をサポートする場所、気軽に子どもの相談に行ける場所としてとらえてもらえれば何より嬉しいですね。クリニックの情報や、小児の症状についてインスタグラムで積極的に発信していますので、見ていただけたらと思います。

※上記記事は2022年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

若林 大樹 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味&特技:筋トレ、スキー
  • 好きな本・愛読書:七つの習慣
  • 好きな音楽:洋楽全般
  • 好きな場所・観光地:リゾート地
  • 好きな言葉・座右の銘:雨垂れ石を穿つ
  • 出身大学:慶應義塾大学

若林 大樹 院長から聞いた
『夜尿症』

治療を併用しながら、お子さんが成功し自信を持つことが大切

夜尿症とは5歳を過ぎても1か月に1回以上の頻度で夜間のおねしょが3か月以上続くものと定義づけられています。6歳以上で夜におしっこを漏らしてしまう子は夜尿症の治療対象になっています。原因としては大きく3つ。抗利尿ホルモンが弱くなり尿が作られる量が多い、膀胱が小さく貯めておけない、括約筋が弱く排出を調整できない、というところです。治療法としては、まず生活指導で、夜の水分をとりすぎていないか、塩分の量などを聞いて改善を促します。それが難しければ、抗利尿ホルモンを使う、膀胱を締めるような薬を処方します。薬物療法でも反応が鈍ければ、アラーム療法という手段もあります。寝ていておむつが濡れるとセンサーが鳴り、お子さんの目が覚めるんです。つまり、トイレに行きたくなったら目が覚めるというのを体に覚えさせるやり方です。ただこれは賛否の別れるところでもあります。一番大切なことは、治療を併用しながらお子さんの成功体験を積み重ねていき、お子さんが自信を持つことで治るのを待つという感じになります。

グラフで見る『若林 大樹 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION