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北村 大介 院長

DAISUKE KITAMURA

内視鏡・消化器病の専門医として、そして地域のかかりつけ医として包括的な医療を届けたい

順天堂大学医学部 卒業。同大学医学部付属順天堂医院 第一外科に在籍。千葉中央メディカルセンター、埼玉草加病院(現:メディカルトピア草加病院)、順天堂大学医学部付属順天堂医院 (大腸肛門外科)、太田総合病院 勤務を経て、令和元年に『北村医院』を開院(JR「東川口駅」から徒歩6分)。

北村 大介 院長

北村 大介 院長

北村医院

川口市/東川口/東川口駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●肛門外科
  • ●外科
  • ●小児科
  • ●皮膚科
  • ●内視鏡内科
  • ●健診・検診

内視鏡という専門性をプラスして、地域医療を引き継ぐ

北村 大介 院長

もともと漠然と「人の役に立ちたい」という思いは持っていました。直に人とかかわることは好きだったので、『医師』という職業が自分には向いているのではないかと思うようになりました。
順天堂大学医学部を卒業後、消化器外科を専門に選びました。数ある外科の中でも、消化器はもっともメジャーで、多くの人が病を患う分野です。そこで胃がんや大腸がんを患われた方をしっかり手術で治せる医者になりたいと考えての決断でした。

令和元年に『北村医院』を開院しました。外科に携わっていますと、進行がんの患者さんと多く関わることになり、辛い別れを多く目にすることになります。その経験から次第に、出来る限り早く疾患を見つけることが、これから自分がやっていくべきことではないかと思うようになり、自身の医院を持つことを考えるようになったのです。こちらは、いわゆる第三者継承の医院です。前任の先生がそれまで担ってこられた地域医療を引き継ぎ、そこに内視鏡検査を新たに加えた形となりました。

内視鏡専門医による、安心で精緻な胃・大腸内視鏡検査

北村 大介 院長

このほど(2025年3月)、現行における最新のAI搭載内視鏡システムを導入いたしました。内視鏡検査は人の目、専門医の目で見ることが大切ですが、人間のやることに完璧はありません。機械には疲れもありませんし、AIを診断の補助として用いることにより、より精度の高い検査を提供できると思っています。
当院の内視鏡検査は、鎮静剤を用い、ウトウトと半ば眠った状態で受けていただくこともできます。胃も大腸も、検査は続けてこそ意味があるものになります。最初は何もなくても、何年か後に胃がんや大腸ポリープが見つかる可能性はありますから、次につなげていただくという意味でも、楽に検査を受けていただけることは重要です。
また当院では、学会が推奨する洗浄機器を用い、スコープ等の滅菌・消毒を徹底しています。自分が患者さんだったとしても、安全性はやはり気になるところですし、安全で安心な検査を提供することも、非常に大切なことと認識しています。

内科・外科・小児科・皮膚科など幅広い診療科目

北村 大介 院長

開業した当初の目的が、この地域で胃がん・大腸がんで亡くなる方をなくしたい、ということでしたので、内視鏡が治療の柱の1つであることは確かですが、同様に地域医療を担う医療機関として、お体の不調は何でも診させていただきたいと思っています。消化器以外のお悩みで、より専門的な検査や治療が必要と判断した場合は、適切な医療機関へとご案内しており、それもまた、地域のクリニックの医師としての重要な役割と認識しています。

私の専門ということでは、肛門、つまり痔のお悩みもその1つです。当院では飲み薬・塗り薬に加え、日帰り可能なジオン注射までの治療を提供しています。この辺りは痔を専門的に診てくれる医療機関が限られています。デリケートなお悩みだからこそ躊躇されるお気持ちも理解できますが、診察室を別にするなど、受診しやすい環境にも努めておりますので、お尻のお悩みもお気軽にご相談ください。

患者さんと一緒に治療に取り組んでいく

わかりやすく伝える、ということが大切です。どんなにいい治療をしたとしても、それが患者さんに伝わらなければ意味は半減します。内視鏡にしても、また多くの生活習慣病でも、治療や検査を続けていただくことが重要なわけであり、そのためにも、患者さんにしっかり納得いただけるような説明は大切です。ただただ医療を提供するのではなく、患者さんと一緒に治していくという姿勢をこれからも持ち続けていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

おなかやお通じのことで何か異変を感じられたら、どうぞお気軽にご相談ください。健康診断の結果を受けて、「よくわからないけど大丈夫かな」と早合点せず、確認の意味でも相談いただければと思います。「受診する」というより、詳しい人にまず相談してみるといった感じで、気軽に訪れていただければと思います。

※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

北村 大介 院長 MEMO

消化器病専門医 /大腸肛門病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:茨城県
  • 出身大学:順天堂大学
  • 趣味:ゴルフ
  • 好きなアーティスト:サザンオールスターズ
  • 好きな場所:温泉
  • 座右の銘:「一意専心」

北村 大介 院長から聞いた
『逆流性食道炎』

気になる症状があれば胃カメラ検査を

一般的に、胸やけやおなかの奥から酸っぱいものが上がってくるような症状(呑酸)が自覚されます。また、胃痛や胃もたれ、あるいは背部痛など、多岐にわたる症状もこの疾患の特徴です。
逆流性食道炎が増えている理由としては、生活習慣の変化や欧米化した食生活もありますが、ピロリ菌の感染率の低下を指摘する報告もあります。ピロリ菌がいると粘膜が萎縮しますので、胃酸は少ない傾向にあり、逆流性食道炎は一般的に少ないと言われています。逆にピロリ菌がいないことで胃の粘膜から多量の胃酸が産出され、この疾患が増えているという見方があるのです。

治療としては、胃酸を抑えるお薬を用いるのが一般的です。ただ、お薬だけでは根本的な解決にいたりませんので、食生活を含めた生活習慣を見直すことも重要となります。、脂っこいものや過度のアルコールを避けることもその1つですし、就寝前に食べない、ということもポイントとなります。体勢の問題で、食べてすぐに横になってしまうと、物理的に胃酸が上がりやすくなりますので。

逆流性食道炎を繰り返すとバレット食道を併発し、食道がんの誘因となることが知られています。そうした事態を避けるためにも、少しでも症状を自覚されたら、確認の意味でも内視鏡検査を受けることが大切です。

グラフで見る『北村 大介 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION