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鎌仲 正人 院長

MASAHITO KAMANAKA

呼吸器の専門家であると同時に、気軽に健康相談できるかかりつけ医として皆様の健康を見守っていきたい

東北大学医学部卒業。いわき総合磐城共立病院 内科研修医を経て、東北大学老年呼吸器内科に入局。米国Yale大学 Immunobiology 研究員を経て帰国後、新井病院に勤務。2018年に『かまなか内科・呼吸器内科クリニック』を開院(東武伊勢崎線/JR東北本線「久喜駅」より徒歩約8分)。

鎌仲 正人 院長

鎌仲 正人 院長

かまなか内科・呼吸器内科クリニック

久喜市/久喜東/久喜駅

  • ●内科
  • ●呼吸器内科
  • ●アレルギー科

スムースな病診連携も特徴の1つ

鎌仲 正人 院長

私はもともと、生物の研究に携わりたいという思いがありました。しかし、より直接的に人々の役に立つ仕事をしたいと考え、医療の道を志すことにしました。東北大学医学部を卒業後、母校の老年呼吸器内科(現在は呼吸器内科へ統合)に入局しました。
在籍中には、大阪大学への派遣や、米国Yale大学での留学の機会をいただき、研究に従事する日々を送りました。帰国後は新井病院に勤務し、そこで研究の一区切りをつけ、医師として臨床の現場に本格的に身を置くことを決意しました。
そして2018年、私は『かまなか内科・呼吸器内科クリニック』を開院しました。クリニックは以前勤務していた新井病院からほど近い場所にあり、今も密接な関係を保っています。また、緊急で検査や治療が必要な時は新久喜総合病院にも大変お世話になっており感謝しております。

長引く咳でお困りの方は専門医にご相談を

鎌仲 正人 院長

近隣にお住いの方も多いのですが、遠方からお越しくださっている患者さんも少なくありません。遠方からの患者さんは長引く咳でお困りの方が多く、10年、20年と長い間悩まされ続けた、という方もおられます。長引く咳の原因としては、咳喘息や喘息はもちろんのこと、感染症によるもの、あるいは逆流性食道炎などの可能性もあります。重大な疾患を見逃さず適切な治療を行うことで、お悩みを解消していけるよう努めています。 喘息というと、お子さんの病気という認識の方が多いかもしれません。ですが、喘息の半分以上は成人になってから症状が起こると言われています。大人になってから喘息が起こるのは、決して珍しいことではないのです。咳があるけど、はっきりとした原因がわからないケースでは喘息の疑いもありますので、悩んでおられる方は早めにご相談いただければと思います。 当院は呼吸器内科のクリニックであるとともに、一般内科も標榜しています。実際に腹痛や頭痛で来院される方も多く拝見しています。そうした症状の中には大きな病気が隠れている可能性もありますので、それらを見逃すことなく、適切な診断をした上で必要であれば大きな病院や専門の医師にすみやかにご紹介しています。

体質改善に有効な漢方薬の処方も

鎌仲 正人 院長

地域の医師として、私はまず患者さんの症状が少しでも良くなるように、全力を尽くすことを第一に考えています。そのための選択肢の一つとして、当院では漢方薬の処方も行っています。長引く咳に対して効果を発揮することもありますし、特にお腹が弱い方や下痢をしやすい方など、一般的な治療では改善が難しいケースにおいて、漢方薬が有効となることがあります。
体質の改善を目指す際には、西洋薬よりも漢方薬が適している場合も少なくありません。私たちは、洋の東西を問わず、様々な治療法を提供し、患者さんが抱える悩みをできる限り早期に解決することを目指しています。

睡眠時無呼吸症候群やアレルギーの治療にも力を

当院には、睡眠時無呼吸症候群の治療を受けている患者さんが多くいらっしゃいます。睡眠時無呼吸症候群とは、夜間にいびきが見られ、呼吸が止まってしまう病気です。この疾患は、睡眠の質や日常生活の質に大きな影響を及ぼすだけでなく、全身の疾患リスクを増大させることでも知られています。そのため、早期発見と早期治療が非常に重要です。
当院では、簡易的な検査から始め、必要な場合は精密検査のキットをご自宅にお届けし、その結果をもとにCPAP(持続的気道陽圧療法)などの治療をご案内しています。治療の管理も含めて、継続的にサポートしています。
また、咳の治療に加えて、もう一つ多くの患者さんから需要があるのが舌下免疫療法です。これは、花粉症などのアレルギーの根本的な治療法で、抗原を舌下(舌の裏)に置いて飲み込むことで免疫が改善され、アレルギーが軽減していくというものです。舌下免疫療法は、私が研究のテーマとして取り組んできた分野とも関連があり、多くの患者さんにそのメリットを提供したいと考えています。

これから受診される患者さんへ

地域のかかりつけ医として、当院ではあらゆる健康上のお悩みについてご相談を承っています。患者さんのご理解とご協力により、幸いにも多くの方にご満足いただけているようであり、それが私自身の大きなやりがいとなっています。
特に、長引く咳や呼吸器関連のお悩みについては、私の専門分野でもありますので、症状でお困りの方はぜひお気軽にご相談ください。皆様の健康を全力でサポートいたします。

※上記記事は2024年8月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

鎌仲 正人 院長 MEMO

呼吸器専門医

  • 出身地:富山県
  • 出身大学:東北大学医学部
  • 趣味:ジムでエクササイズ、PCゲーム 最近はApex Legendsなど
  • 好きな映画:昔の名画
  • 好きな場所・観光地:箱根、芦ノ湖
  • 好きな言葉・座右の銘:「May the Force be with you. 」

鎌仲 正人 院長から聞いた
『咳喘息』

夜間に長引く咳は喘息へと移行することもある

白血球の一種である好酸球という細胞が気道粘膜で炎症を起こすために発症する疾患で、夜間に咳がでるけれど日中はそれほど症状が出ない、という特徴があります。吸入薬が非常に効果を発揮します。「治る」ということの定義にもよりますが、喘息は一度発症すると完全に治るのは難しい疾患です。しかし、その多くは吸入薬によって症状を抑えることが可能で、お薬を休んでも大丈夫な状態が続くことも珍しくありません。

咳喘息は重症化すると高い割合で喘息へと移行します。ですので、夜間に咳が止まらないなどの症状があれば、専門家の診察を受けられた方がいいかと思います。

グラフで見る『鎌仲 正人 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION