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久保田 友紀 院長

YUKI KUBOTA

苦痛の少ない内視鏡検査をお世話になった埼玉の方々へ

埼玉医科大学医学部卒業。さいたま赤十字病院での研修を経て、日本医科大学病院 消化器外科医局 に入局。2025年に『東大宮 胃と大腸肛門の消化器内視鏡内科・婦人科クリニック 見沼院』を開院。

久保田 友紀 院長

久保田 友紀 院長

東大宮 胃と大腸肛門の消化器内視鏡内科・婦人科クリニック 見沼院

さいたま市見沼区/深作/東大宮駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●健診・検診
  • ●肛門内科
  • ●婦人科

常に工夫や繊細な判断が求められる手術に魅力を感じて

久保田 友紀 院長

消化器外科を選んだのは、「最後の砦」として患者さんを救える立場に魅力を感じたからです。たとえば、内科的治療で限界を迎えた患者さんや、検査中に合併症を起こしてしまった患者さんに対し、外科医として手術で対応することが可能で、そういった責任ある立場にやりがいを感じたのです。手術そのものの奥深さに惹かれたことも大きかったでしょう。手順が決まっている手術でも、患者さんによって組織の質や動きが異なり、常に工夫や繊細な判断が求められます。自分の知識や技術を手術という場で表現できることに大きな魅力を感じてきました。

2025年5月に『東大宮 胃と大腸肛門の消化器内視鏡内科・婦人科クリニック 見沼院』を開院しました。ご存知のようにこの辺りは車社会という地域性もあり、駅から少し距離があってもデメリットにならないと判断しました。埼玉で学んだ知識を、埼玉の方々へ還元したいと考えたのです。

「苦しくない内視鏡検査」を実現するために

久保田 友紀 院長

当院では、「苦しくない内視鏡検査」をコンセプトに掲げています。検査そのものは必要不可欠な医療行為ですが、「つらい」「苦しい」という印象が根強く、受診をためらう方も少なくありません。そういったイメージを少しでも払拭するため、検査では鎮静剤を用いています。当院で用いる鎮静剤は、従来のものに比べ、効きが早く、覚醒もスムーズです。検査後のリカバリー時間が短く、検査を受けた患者さんの満足度も高いのが特徴です。副作用も少なく、術後の吐き気などが軽減される点でも優れていますし、特に中高年の女性や車酔いしやすい方にとっては大きな利点となるでしょう。
また、院内で下剤を服用できる体制も整えています。プライバシーに配慮した半個室で、医療従事者が近くでサポートできる環境です。ご自宅での準備に不安がある方にも、安心して受けていただける体制を整えています。
検査においては機器も重要ですが、システム面での統一性を重視しています。たとえばリカバリーの経過観察には、タイムスケジュールに沿ったマニュアルを導入し、看護師の経験に依存しない標準化を図っています。これにより、スタッフ全員が同じ質の医療サービスを提供できる体制が整っています。

一人ひとりの患者さんに誠実に、丁寧に向き合う

久保田 友紀 院長

診療において大切にしているのは、「一人ひとりの患者さんに丁寧に向き合うこと」です。特に内視鏡検査では、ただ病変を指摘するだけでなく、検査の流れそのものを丁寧に説明するよう心がけています。たとえば「ここからスコープが入り、ここを通って戻ってきました」といったように、全体の構造や過程を患者さんと共有することで、不安を軽減し、次回以降の検査にも前向きになっていただけると考えています。
また、先に申しあげたように、担当するスタッフが誰であっても、一定以上の水準を満たした診療を提供できる体制を整えています。それはクリニック全体の信頼にもつながり、こうした姿勢の積み重ねが、安心と信頼を築くと信じています。

これから受診される患者さんへ

お腹の調子が悪い、便通が気になる、肛門の違和感がある——そういった症状は、誰でも日常的に抱えうるものです。しかし、「こんなことで受診していいのだろうか」「恥ずかしくて相談しにくい」と感じる方も多いと思います。当院は、そうした日常的な不調にしっかりと対応するために開設されました。消化器疾患や肛門の症状に特化した診療体制で、患者さんの不安に寄り添い、適切な診断と治療を提供してまいります。
完全予約制にしているのは、患者さんの待ち時間を減らし、より丁寧な診療時間を確保するためです。気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。地域に根差した医療機関として、皆様の健康を支える存在でありたいと願っています。

※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

久保田 友紀 院長 MEMO

外科専門医

  • 出身地:福島県
  • 出身大学:埼玉医科大学
  • 趣味・特技:料理
  • 好きなこと:読書
  • 好きな場所:福島
  • 好きな言葉:「誠実」

久保田 友紀 院長から聞いた
『逆流性食道炎』

食生活に気を遣うことが優先順位としては上位に

おなかの診療をしていて、1番2番を争うくらい目にすることの多い疾患と感じます。胃と食道の間の部分に胃酸が逆流してきて炎症を起こすもので、胸焼けやゲップなどの症状を呈し、背部痛が起こることもあります。
胃と食道の間の筋肉が弱まり、胃酸が逆流しやすくなることも原因の1つですが、そもそも胃酸過多になることが要因としてあり、これにはストレスが密接に関係していると思われます。患者さんにお話を伺うと、症状の出ていた時期がストレスの多かった時期に符号すると言われる方が多いですね。
逆流性食道炎で難しいのは、その背景に胃がん等、怖い病気が隠れている可能性が否定できないことです。ですから、逆流性食道炎であることを確認するために内視鏡検査を受けることが必要となります。
治療としては、胃酸を抑えるお薬がメインとなります。同時に、ストレスからの回避および、暴飲暴食を避ける、コーヒーなどの飲み過ぎを避けるといったことも優先順位としては上位となります。

グラフで見る『久保田 友紀 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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