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西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長

TAKAAKI SAIGO &  RYOTA SHINADA

痛みの悪循環から抜け出すリハビリを。地域の皆様のかかりつけ医として快適な生活をサポート

【西郷 峻瑛 理事長】
獨協医科大学卒業。岩手医科大学大学院卒業。岩手県および茨城県各地の病院に勤務し、茨城県土浦市に『西郷整形外科リハビリクリニック』を開業。2024年8月に『西郷整形外科リハビリクリニック 越谷院』を開院。

【品田 良太 院長】
獨協医科大学卒業。東京医科歯科大学附属病院、さいたま赤十字病院、獨協医科大学埼玉医療センター等に勤務。2024年8月より現職。

西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長

西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長

西郷整形外科リハビリクリニック越谷院

越谷市/南越谷/新越谷駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科

親友2人が力を合わせて

西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長

【西郷 峻瑛 理事長】
父は歯科医師でした。父が地域医療に貢献する姿を見て育ち、当初は漠然とした思いながらも、徐々に医療の道に進むことに心が固まっていったのです。
整形外科は他の多くの科とは異なり、患者さんを元気にしてQOLを改善していく役目を担っており、その部分に大きな魅力を感じました。また私自身、学生時代に怪我を負って手術を受けた経験も大きく影響しました。実際に怪我を負った方の気持ちはよくわかるつもりですし、だからこそ一生懸命になれると思ったんですね。

『西郷整形外科リハビリクリニック 越谷院』は2024年8月に開院いたしました(東武スカイツリーライン「新越谷駅」西口から徒歩1分、JR「南越谷駅」南口から徒歩3分)。院長である品田先生は、大学の同級生であり親友です。彼の人となりはよく知るところでありましたし、分院を設けるにあたり、彼と一緒にやっていくことが最良と考えたのです。

【品田 良太 院長】
私は整形外科医の父をもつ環境で育ちました。父を通し、医師という仕事を非常に身近に感じていましたので、自然と同じ道を選んでいたというところでしょうね。整形外科を選んだのは、私の性格が整形外科向きと感じてのことでした。他科に比して結果が明確で早く、そして西郷先生と同様、元気な人をより元気にしていくことに魅力を感じての決断でした。
整形外科医となってからは下半身の骨折や人工関節を専門にしていました。この分野で一人前になるまで育てていただいた恩師の1人が母校の獨協医大の教授に就任したことがきっかけで母校に戻り、さらなる研鑽を積みました。整形外科としては10年以上大きな病院での治療を中心として過ごしてきたことで、日常生活でのリハビリの重要性、必要性が患者さんの生活に大きな影響を与えると悟り始めました。これは今後の長寿を迎える人間にとってまず提供すべき医療の1つだと思うようになっていました。そんな折り、西郷先生から院長職への就任を打診されたのです。彼の「リハビリで良くしていく」という理念が、大きな病院で不足と感じていた部分を補う意味でも素晴らしいと感じ、申し出をお受けしたのです。「いつか一緒に」というのは学生の頃に思い描いていた夢でしたけども、実際にカタチとなったことはすごく光栄で嬉しいことでした。

痛みの悪循環から抜け出すリハビリテーションを提供

西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長

【西郷 峻瑛 理事長】
大きな病院では手術後の患者さんのリハビリテーションで手一杯で、術後、経過が落ち着いた方のサポートには手が回らないというのが現実です。仕方のない部分はありますが、それで困ってしまうのは、私自身の経験からもわかっていたことでした。その受け皿として、人員と設備の整った場所をと考え、こちらのクリニックの開設にいたったのです。
多くの方は、手術が成功すればもう大丈夫、というイメージをお持ちでしょう。かく言う私自身もそうでしたが、実際は手術をした瞬間に治るのではなく、回復のための時間が必要で、元通りに動けるようになるのは適切に身体を動かしていくことが必要です。とはいえ、痛みを未だ抱えながら、適切に身体を動かすということは医療者のサポートなしでできることではありません。その部分を私たちが担っていきたいのです。

【品田 良太 院長】
リハビリテーション治療という選択肢がなければ、整形外科の診療ではお薬を増やしていくしかありません。しかし薬物療法とは治癒という効果よりは症状緩和の目的が主で、また副作用というリスクもあります。リハビリテーションが非常に有効ということになってきます。当院では医師の診断のもと、経験を積んだ理学療法士が患者さんに指導をおこなっていきます。その効果を実感いただき、私たちと一緒にリハビリテーションに取り組んでいただきたいですね。

症状とは言えないようなちょっとしたお悩みも気軽にご相談を

西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長

【西郷 峻瑛 理事長】
意外かもしれませんが、「今は特段の症状がないんだけれども、動けなくなるのが不安で」と受診される方が多いのです。病名がついてないお悩みに対し、一般の医療機関はリソースを割けないという面がありますが、そうしたお悩みにこそ私たちは相談に乗っていきたいですし、リハビリテーションが大いに力を発揮する部分と認識しています。

【品田 良太 院長】
いわゆる重症の患者さんがクリニックを訪れることが非常に少なく、そのほとんどが、肩こりや腰痛など、誰しもが感じたことのある症状で来院されます。整形外科の症状は、内科等に比して“明らか”という特徴があります。今まで痛みを感じなかったところに急に痛みが生ずれば、「大丈夫なのか? 放っておいていいの? 」と不安になられるのは無理もないことです。そのお悩みに対し、「レントゲンでは異常が見られないから大丈夫ですよ」の一言で終わらせるのではなく、何がどうなって痛みが起こっているかということを丁寧に説明することが大切です。当院では手術以外のあらゆる選択肢を提供可能で、皆さんの様々なお悩みに誠実に応えててまいります。

スポーツによる外傷や故障、骨粗しょう症の治療にも力を

【西郷 峻瑛 理事長】
今後はスポーツをされている方のサポートにより注力していきたいと考えています。スポーツの世界では「痛いと言ったら負け」というような考えがいまだに蔓延っていますが、痛みは身体からの危険信号であり、それは丹念に拾っていく必要があります。「骨は大丈夫だよ」で終わりとするのではなく、そのお悩みを解決し、身体の機能をより良いものにして、今まで以上に元気にスポーツに打ち込めるようにサポートしていければと考えています。

【品田 良太 院長】
骨折や人工関節の手術が必要となった方の中で、骨がもろくなってきた主にご高齢の方を多く拝見してきたということもあって、骨折をしないような体づくりにも熱心に取り組んでいきたいと思っています。筋肉は個人の努力で頑張れば維持や増やすことはできますが、骨は治療としての介入が必要なことが多く、そのための適切な評価も不可欠です。当院の骨密度測定器は一般的な大学病院と同様の測定法を用いた機器を導入しており、正確な評価をした上で適切な医療を提供してまいります。私たち医師が体の質を良くし、理学療法士が動きを良くしていくことで、年齢に負けない体づくりに励んでまいります。

これから受診される患者さんへ

【品田 良太 院長】
どうかあきらめずに相談してください。「痛み」や「動けない」というお悩みには、手術やお薬以外にもリハビリテーションという有効な選択肢があることを知っていただきたいのです。あなたにとって適切な治療の選択肢はまだあるかもしれません。より良い方向に一緒に向かっていきましょう。

【西郷 峻瑛 理事長】
身体の機能をより良いものにし、あなた色の素晴らしい人生を歩んでいくお手伝いをさせていただきます。ちょっとしたお悩みでも大丈夫ですので、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2024年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長 MEMO

  • 出身地:[西郷]岩手県 [品田]千葉県
  • 出身大学:[西郷・品田]獨協医科大学
  • 趣味・特技:[西郷]スポーツ鑑賞 [品田]筋トレ、子どもと遊ぶこと
  • 好きなアーティスト:[品田]新しい学校のリーダーズ
  • 好きな場所・観光地:[西郷]海 [品田]温泉街
  • 好きな言葉・座右の銘:[西郷]「ピンチはチャンス!」 [品田]「誠心誠意」

西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長から聞いた
『変形性股関節症』

日本人にとって身近で誰にでも起こりえる疾患

日本人は欧米人に比べて骨盤の発達が未熟で、変形性股関節症になるリスクを生まれながらにして持っている人種と言えます。実際、赤ちゃんの時から股関節が脱臼しているケースもあり(発育性股関節形成不全)、10代20代の若さで股関節が痛くなる人は一定数いるのです。ゆえに、家族歴等を鑑み、そのリスクがあることを自覚していることが大切になります。
変形性股関節症はリハビリテーションでも疼痛や進行予防のコントロール可能ですが、進行度や重症度によっては手術という選択肢が必要になることがあります。手術は様々なものがありますが、その代表的なものが人工股関節という選択です。近年、人工股関節は以前からの課題であった術後の脱臼というリスクが非常に少なくなり、より有用な選択肢となってきています。
日本人にとって身近な疾患であるということを皆さんに認識していただけたらと思います。また家族歴なども把握いただき、股関節に痛みを感じたら、その可能性を考慮し、早めに医療機関を受診ください。

グラフで見る『西郷 峻瑛 理事長 & 品田 良太 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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