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林 真久 院長

MASAHISA HAYASHI

何でも相談できる、皆さまにとっての「かかりつけ動物病院」を目指して

日本大学生物資源科学部獣医学科 卒業。『ペテモ動物病院 浦和美園』に入職後、2016年から2018年までの2年間、海外でイルカの獣医を経験。帰国後、2023年6月より『ペテモ動物病院 富士見』院長に就任(東武東上線「鶴瀬駅」東口より東武バス「ららぽーと富士見行バス停」より約10分)。

林 真久 院長

林 真久 院長

ペテモ動物病院 富士見

富士見市/山室/鶴瀬駅

  • ●犬
  • ●猫

絶滅が危惧される動物たちに関わりたい、ということがこの世界の入り口に

林 真久 院長

私は獣医師ですけども、犬と猫をこれまで飼ったことがないのです。ですから、「獣医師を目指す」と両親に伝えていた時はびっくりしていましたね(笑)。そんな私がこの道を目指すきっかけとなったのは、テレビです。当時、動物の番組で絶滅危惧種の保護活動などがよく取り上げられていました。それを好きで見ているうちに、自分もその手助けができるような仕事をしたいと考えるようになっていったのです。

大学を卒業してペテモ動物病院に入職し、その3年後にパラオでイルカの獣医を経験しました。言ってみれば、この道を目指したきっかけの続き、というところでしょうか。パラオでは検査や治療も担当しましたが、それだけではなく、イルカと触れ合う観光客のゲストケアのような仕事にも携わっていました。その日々の中で、人としっかりと関わりを持っていきながら動物を診ていく、という気持ちを新たにしたのです。目の前の飼い主さんと、ワンちゃんとネコちゃん。ご家族がいつまでも良い関わりを持てるよう、できる限りのサポートをさせていただきます。

頼りに思っていただける町の動物病院を目指して

林 真久 院長

『ペテモ動物病院 富士見』は2015年に開院いたしました。お車で来院される方も多いですが、近隣にお住いで歩いて通院される飼い主さんも多いですね。当院は年中無休で診療をおこなっています。いざ、という時に頼りに思っていただけたらと願っていますし、実際に少なくない方がそうポジティブに受け取ってくださっているのではないかと思います。

位置付けとしては、私たちは町の動物病院ということになるでしょう。子犬や子猫が多いということもあって、手術も去勢や避妊の手術が中心で、ワクチン接種や定期的な健康診断で訪れる方が多くなっています。検査等の機器類については特別なものはありませんが、その子その子の状態を正確に把握できるツールは必要なものが揃っていると考えています。

ご家族の意見を尊重し、みんなが幸せでいられるように

林 真久 院長

病気は、選べません。どんな病気になるかも選べないし、なるかどうかもわからない。加えて、動物は喋れませんから、自分の意思を伝えることはできないわけです。ゆえに私たちは、飼い主さんがどうされたいか、ということに留意する必要があります。
教科書的に、適切な検査の順番であったり、適切な治療の方法というものはあります。そのプロセスを提案することが私たちの職分であり、本来、良いことでしょう。しかし、事実を知ることによって飼い主さんが辛くなることもありますし、プロセスを経ていく中で動物たちに負担をかけてしまうこともあります。問診や触診の結果、その子の身体の中で何かが起こっていると判断した場合、まず飼い主さんに検査そのものを行うかどうか、ということをお聞きすることにしています。元気だと思っていても、急にわかることがあるのが病気です。それがわかった時、飼い主さんはやはり動揺されると思うんですね。緊急性のある場合はまた別の話になりますけども、差し迫った状況でないのであれば、考えられる選択肢を提示した上で、一旦お家に持ち帰ってご家族の皆さんと話し合っていただくようお勧めしています。何をするにしても受け止める時間が必要だと思うんですね。治療をがんばろうと考えられるのか、それとももう少し様子を見たいと思われるのか。ご家族の意見を尊重し、結果、皆さんができるだけ幸せに暮らしていけるような選択をご一緒にしていけたらと考えています。

ペットにまつわるあらゆるお悩みにしっかり応えていきたい

お隣がペットショップさんということもあって、初めてペットを飼う、という方も多く、その相談も多いですね。例えば「ご飯は食べてるけども、少なくないんでしょうか」ですとか、しつけであったりとか。病気云々ではなく、小さい子ならではのご相談を承ることが多い傾向があります。それは、地域の動物病院として、病気を診ることと並行して大きな役割と感じています。そうしたお悩みは、どこに聞いていいものか、わからない面もあると思うんですね。ペットショップさんに聞いてわかることなのか、ということもあるでしょうし、かと言ってインターネットだと情報が多すぎてどれがウチの子に当てはまるのか、さらに悩んでしまう、ということもあるでしょう。当院は環境的に一般の病院と比べて、そうした種類のお悩みを聞く機会が多いと思われますし、私の場合、新入社員で入った時からそうしたご相談に預かってきました。それは経験値の1つとして得難いものと感じておりますし、皆さんに頼りに思っていただけたらと考えています。

これから受診される飼い主さんへ

動物たちと一緒に過ごす中で生じる不安を相談する場所の1つとして当院を選んでいただけたら幸いに思いますし、お悩みがありましたら、病気ではなくともお気軽にご相談ください。ここで解決できることならもちろん責任を持って対応させていただきますし、それが難しいということであっても、それ以外の方法を一緒に考えさせていただきます。気兼ねなく便利に使っていただける場所として、当院をご利用いただけたらと思います。

※上記記事は2024年10月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

林 真久 院長 MEMO

  • 出身地:静岡県
  • 出身大学:日本大学生物資源科学部獣医学科
  • 趣味:写真撮影、散歩
  • 好きな映画:『フォレスト・ガンプ/一期一会』『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』
  • 好きな場所:パラオ共和国
  • 座右の銘:「日々精進・日々成長」

林 真久 院長から聞いた
『犬のケンネルコフ』

抗生剤は、症状の移り変わりを見て慎重に判断していくのが現在のスタンダード

ケンネルコフとは人間でいう風邪症状を呈すもので、犬の場合、主体となってくる症状は咳になります。免疫力が完全に上がりきっていない若い子に多く見られる疾患です。
人間の風邪と同様、ウイルス疾患に特効薬というものはありませんから、基本的な治療は対症療法となります。咳き込んでいたり、気管支が腫れているような様子が見られれば気管支拡張薬が適応となりますし、鼻水やくしゃみなどの症状が見られればアレルギー症状を抑える抗ヒスタミン薬が適応となります。ケンネルコフは上述した通りウイルス性疾患ですが、二次的に細菌感染を起こすケースがあり、重症化してしまう恐れがある場合には抗生剤が用いられることもあります。抗生剤は、ウイルスに対しては有効ではありません。また耐性菌の問題もありますので初めから抗生剤を用いることには懸念を感じます。血液検査や画像診断によって二次的な感染が疑われる場合に初めて投与するというのが現在のスタンダードと言えるでしょう。

グラフで見る『林 真久 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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