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小泉 秀彦 院長

HIDEHIKO KOIZUMI

『丁寧なヒアリングを重視』。最初から最後まで院長が「一貫対応」する

北里大学卒業後、東京都、千葉県の動物病院にて、一般診療、眼科診療、夜間救命救急などに従事する。2015年『こいずみ動物病院 川口』を開院して現在に至る。

小泉 秀彦 院長

小泉 秀彦 院長

こいずみ動物病院 川口

川口市/芝中田/蕨駅

  • ●犬
  • ●猫

獣医師を目指して川口に開業する

小泉 秀彦 院長

もともと両親が歯科医師であることから、開業医として診療している様子を見て育ちました。さらに動物が好きであるため、自然と獣医師を目指すようになりました。大学卒業後は東京都内や千葉など5つ展開している「苅谷動物病院」にて5年ほど勤務しました。その後、2つほど小さな病院で2年ほど働いた後、2015年に『こいずみ動物病院 川口』を開院して現在に至ります。川口というエリアは、いろいろと都内近郊で探すなかで巡り合った場所なのですが、都内へのアクセスも便利で、実際に住んでみると坂もなく、子どもが遊べる公園もあってとても住みやすい地域だと感じています。来院される飼い主さんの年齢層は若い方から年輩の方までではありますが、平均的にみると40代~50代が多いですね。あとは地域柄もあるのか、日本語が堪能な中国や韓国の方もいらっしゃいます。

最初から最後まで一貫して院長が診療する

小泉 秀彦 院長

クリニックの特徴は「獣医師は私一人」しかいないことです。そういった意味で、『最初から最後まで一人の獣医師が全て診て行うこと』がメリットです。私自身は24時間救急対応する病院で働いていたので、ある程度の幅広い診断や処置はできます。また検査機器などは、液晶モニター付きの顕微鏡、検眼鏡、デジタルレントゲン、超音波検査器、人工呼吸器、酸素室、歯科用超音波スケーラー、動物用モニターなど全て揃えています。その上で得意としている診療は『眼科』です。これまでの勤務していた病院では、目を集中的に診療するところでもあったので、眼科を得意とし専門的に診られます。一般的には獣医師で眼科を診られる医師は少ないのですが、おそらく眼科というのはあまり好まれない分野かもしれませんね(笑)。眼科を勉強する先生は少ない傾向です。眼科の診察でよくあるトラブルといえば、目の中々治らない傷ですね。患者さんからも見える表面上の傷で、治療していてもなかなか治らないストレスというのは大きいと思います。外科手術が必要になる場合は眼科専門医に診てもらうことになるため、当院はあくまでも眼科の「一次診療」として行っています。

一人で診察ということもあって、飼い主さんとの信頼関係は築きやすいと思います。実際に最初から最後まで診させてもらって、病気が治ることもあれば、お互いに治療に苦労してきた方のなかには、亡くなってしまった後にお手紙をいただくこともあります。亡くなってしまってもその後年月が経って新しい子を迎えたときに、また来てくれるというのが一番嬉しいところではあります。長期にわたって診ているからこそできる信頼関係です。開業して8年目になりますが、たくさんの方に幅広く来ていただいているので、今後も信頼してもらえるホームドクターとして地域の医療を担っていきたいです。

治療や検査はできる限り「ご家族が見える場所で」

小泉 秀彦 院長

当院では検査・治療・リスク・費用などについて十分な説明を行った上で、ご家族が納得し、同意してから行う「インフォームドコンセント」を大事にしています。例えば、動物病院へ行った際、うちの子を別のところへ連れて行って、見えないところで処置や検査をされたけど、何をされたか分からず不安ということはありませんか。または薬を処方されたけれど何のために飲む薬かわからないといった不透明なことで不安に感じる飼い主さんもいらっしゃるでしょう。実際に私自身は大きいクリニックに勤めていたころ、そういったご家族の不安をよく伺っていました。そのため、できる限り治療や検査はご家族が見える場所で行い、処方した薬名なども必ず全てわかるようにお渡ししています。そのため処置や手術、手術後に捕った臓器などをお見せしたり、画像検査もその場で一緒に行ったりしていきます。こうしたことで少しでも飼い主さんの不安を取り除いて安心していただけたらと思っています。

飼い主さんの話をしっかりお伺いして診断の手がかりにする

当院でよくある症状といえば、季節によりますが今(夏)であれば皮膚や耳のかゆみ、膀胱炎などが多いかと思います。とはいえ、みなさん予防などをしっかりされている印象を受けますね。飼い主さんとの接し方で気を付けていることは、些細なことでもなるべく情報を聞き出すことです。身体検査だけではわからないこともたくさんあるので、飼い主さんからは診断の手がかりとして情報を引き出せるようにしています。そのため繰り返し伺うこともありますね。当院は動物看護師であるスタッフ同士が明るく仲良しなので、話を上手に聞き出していて、男性の私が聞くよりも意外といろいろ情報を引き出せていると思います。ときにヒントを得ることもありますね。問診などは最初に看護師が行って、後から私も行っているのですが、2回聞くことによってより診断につなげやすい環境を作っています。

これから受診される患者さんへ

『こいずみ動物病院』はJR京浜東北線「蕨」駅東口より徒歩15分にあります。お車でお越しの方は駐車場を3台完備していますのでご利用ください。バスは「蕨」駅東口の3番、5番乗り場よりご利用いただけます。

当院は全面ガラス張りで広々とした開放感のあるつくりになっていて、待合室はワンちゃんと猫ちゃんを分けています。動物病院の併設として「トリミングサロン」や「ペットホテル」もあります。丁寧な診察と対話を大切に、動物とそのご家族の気持ちに寄り添うことを心掛けていますので、どうぞお気軽になんでもご相談ください。

※上記記事は2022年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

小泉 秀彦 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:北里大学
  • 趣味&特技:子供と遊ぶこと、ゴルフ
  • 好きな作家:伊坂幸太郎、東野圭吾
  • 好きな音楽:ヒットチャート
  • 好きな場所・観光地:子供と遊べる自然のあるところ
  • 好きな言葉・座右の銘:丁寧に、謙虚に。

小泉 秀彦 院長から聞いた
『犬の緑内障』

片方の目が緑内障になると、もう片方の目もなりやすい

緑内障は「眼圧が上がること」によって視覚に障害をきたす病気です。遺伝的にも緑内障になりやすい犬種もいて、中でも柴犬はかかりやすい種類です。目に強い炎症が起こってしまい、眼圧が上昇するような目の病気があり他の疾患と付随して緑内障を続発させたり、原発性(遺伝的な素因で起る)で起ったりもします。また、白内障から強い炎症を起こすことで続発させることもあります。

緑内障になると「目の充血」「目をひどく痛がる」「目が大きく見える」といった症状が出ます。症状が出ている時点で、視力の異常が起きている可能性もあるため症状に気が付いたらすぐに動物病院へ受診してください。

治療法は兎に角、眼圧を下げるようにします。眼圧が高いと「失明」するので、なるべく早いうちに眼圧を下げます。眼圧を下げる方法は「目薬」であったり点滴などがありますが、やはり「手術」をしないと進行する病気です。なるべく早めに診断を告げて、眼圧を下げる治療を行っていきながら、眼科の専門医を紹介するという流れになります。

片方の目が緑内障になると、もう片方の目もなりやすいため、もう片方の目には「点眼薬」をつけて、予め眼圧を下げるように予防していきます。目の異変に気づいたらすぐに病院へ行き、早めの処置が大切です。

グラフで見る『小泉 秀彦 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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