犀川弘院長｜さいかわ歯科医院（北浦和駅・歯科）

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犀川弘院長

HIROSHI SAIKAWA

患者さんにとってベストな診療を。一生涯自分の歯で、おいしく食べられることを目指した予防歯科医療を大切に。

昭和大学歯学部卒業後、補綴学を中心として幅広い歯科診療の研鑽を積む。その他にも、最新鋭の機器を使用した診療や予防歯科に力を入れるため開業。そこからら約35年間、優しく丁寧な治療を行う、地域のかかりつけ歯科医院として日々診療にあたる。

犀川弘院長

さいかわ歯科医院

さいたま市浦和区／北浦和／北浦和駅

●歯科
●小児歯科

歯医者を良いイメージに。地元のかかりつけ歯科医院として幅広い年齢層に対応

私の家族は医療関係者ではなかったのですが、父の友人が歯科医師であり身近に感じていました。私自身は幼い頃から、歯医者さんは怖いというイメージがあったのですが、それを払拭できたらいいなという想いもあり、歯科医師の仕事に就きました。患者さんの痛がる顔を見たくない、痛い想いをさせたくないという想いがあります。
大学卒業後は、東京で勤務医をして教育機関的な診療を行ってきました。そこでは、補綴やインプラントなど各専門の先生から、さまざまな歯科領域の勉強を受けながら経験を積んできました。その後、この土地に開業したわけですが、元々、地元に開業したいと思っていました。昭和63年にこちらに開院し、そこから約35年間地域のかかりつけ歯科医院として、お子さんからご高齢の方まで幅広い診療にあたっています。

総合歯科診療医として、一生涯自分の歯で食べられることを重視した治療を提供

当院は、一般歯科や小児歯科、審美歯科、予防歯科、歯周病治療、入れ歯治療など幅広く診療を行っている歯科医院です。私はその中でも、特に補綴治療を得意としている総合歯科診療医であり、高齢者の患者さんが治療を受けに多く来院されます。
また、当院の診療では「一生涯自分の歯で、何でも食べられること」を理念としていることが特徴的です。自分の歯で好きなものを食べて、健康的な生活が送れることを誰もが望んでいるでしょう。そのために、私たち歯科医師ができることは、抜歯が必要な状態かどうかをしっかりと見極めることだと思っています。もちろん、健康な状態の歯を保つために、予防的歯科医療を積極的に行っていますが、抜歯などの治療を必要とする場合もあるでしょう。そこで、当院では「できるかぎり歯を残すこと」を重視し、あらゆる方法を探っていきます。ただし、患者さんによって必要な場合は抜歯をすることも、他の健康な歯を守るためには必要な治療でしょう。このように、患者さんにとって不利益がないように、治療を提供していることが当院の強みだと言えます。

確実性のある診断と精密な治療が受けられるように最新の医療機器を導入

幅広い診療に対応している当院ですが、根管治療などの基本的な治療にも力を入れています。根管治療を提供するにあたり重要なことは、精密な検査と診療ができることでしょう。そこで、約25年前より最先端のデジタルレントゲンシステムを導入し、約9年前には歯科用CTの装置を設置しました。これらの機器は、歯科医院で普及し始めたころから導入しています。特に、デジタルレントゲンシステムは、低被ばくのレントゲンでありつつ、口の中の状態をしっかりと把握できるシステムです。歯科用CTと併せて使用して、患者さんの口の状態を診察することで、より精密な診断につながるようになりました。そして、確実性のある診断をもとに、さらに精密な診療ができるものです。このように精密な観察と診療が行えるため、患者さんの満足度も高まると考えています。導入している機器が不十分であると、どのような患者さんのニーズにも対応できません。そこで、治療に必要な機器は積極的に導入し、診療に活用していることは強みでしょう。

「至誠一貫」を理念として掲げ、患者さんにとってベストな医療を提供したい

当院の基本理念として、「至誠一貫」という言葉を掲げています。これは、基本的に患者さんの希望を優先した治療を考えることを大切にした言葉です。患者さんは緊張して歯医者にいらっしゃいます。自分の想いをすべてお話できないかもしれません。私たちは、その気持ちをしっかり汲んで、まごころを持って関わっていきます。歯科医院の治療において、私たち歯科医師の立場ですと、悪いところを完璧に治すことを重視している場合が多いでしょう。しかし、当院は患者さん目線を最も大切にしているところです。歯科医師としての治療も提案しますが、まずは患者さんにとってのベストを考えることが重要です。歯科医師と患者さんがお互いの治療への想いを、すり合わせていくことで納得できる治療になるのでしょう。
また、当院のスタッフも患者さんと目線を合わせて接したり、安心感を与えるような接し方をしたりすることを心掛けています。患者さんが安心して話しかけられて、長期的に通院してくれるのはとても嬉しいことだと考えています。

これから受診される患者さんへ

『さいかわ歯科医院』は、「北浦和駅」から歩いて2分の場所にある、立地の良いクリニックです。
現代は高齢化がすすんでいるため、これまで来院できた患者さんの中でも通院が困難になる方も増えてきました。そこで、訪問診療を行う必要が出てくるでしょう。今通院している患者さんは、最後まで責任を持って診療していきたいと思っており、その延長として訪問診療を行っていきたいと思います。もちろん、通院が必要な状態にならないように予防を重視して、日々診療にあたっています。
また、35年間学んだ治療法と診療経験を、この土地で貢献していきたいと常に思っています。そして、大変嬉しいことに、良い患者さんに恵まれていると感じることが多いです。
これからも、この地域のかかりつけ歯科医師であり、家族のような歯科医師として、しっかりと恩返しをしていきますので、安心して治療を受けていただけたらと思います。

※上記記事は2022年9月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

犀川弘院長から聞いた
『歯周病』

定期的な検診と効果的なブラッシングで歯周病を予防

歯周病は、プラーク（歯垢）の中に存在している歯周病菌が口の中に定着することが原因で起きる病気です。口の中に定着するのは、およそ30歳までと言われています。その前に、子どもの頃から口の中を清潔にすることが大切です。最近は、子どもの成熟度が早くなっているため、細菌叢の定着も早まってきています。そのため、小学校高学年の頃から歯周病予防を始めましょう。予防方法としては、規則正しい食生活にすること、効果的なブラッシングを行うことです。特に、歯科医院で定期的に歯科検診を受けることが大切になります。歯科検診では歯科衛生士を中心に、プラークを綺麗に取り除く歯みがきの指導と、歯石と病原性プラークのクリーニングを行います。さらに治療が必要な場合は、歯周外科治療を行うこともあります。
歯周病は、全身に影響を及ぼす病気です。30歳までに歯周病菌の定着を防ぎ、その後も敵的なクリーニングと効果的なブラッシングを行うことで、歯周病を予防していきましょう。

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