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高橋 哲哉 院長 & 高橋 みつ紀 副院長

TAKAHASHI TETUYA & TKAHASHI MITSUKI

「治療」と「予防」を両輪に据えてお口の健康をサポート。一人ひとりの患者さんに寄り添い、真摯に向き合っていく

【高橋 哲哉院長】明海大学歯学部卒業。同大大学院修了。根管治療を専門に母校の大学病院で10年にわたり経験を積む。その後埼玉県内の歯科クリニックを経て、2018年に『いろどり歯科』を開設。
【高橋 みつ紀副院長】明海大学歯学部卒業。大学病院勤務を経て、首都圏各地の歯科クリニックで診療にあたる。『いろどり歯科』の開業に合わせて副院長に就任。

高橋 哲哉 院長 & 高橋 みつ紀 副院長

高橋 哲哉 院長 & 高橋 みつ紀 副院長

いろどり歯科

坂戸市/八幡/坂戸駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●小児歯科
  • ●歯科口腔外科

歯を診るのではなく「人を診る」歯科医療を

高橋 哲哉 院長 & 高橋 みつ紀 副院長

【高橋 哲哉院長】
小さな頃はむし歯だらけの子どもで、いつも歯科医師だった叔父さんに治療をしてもらっていました。叔父さんの治療によって歯の痛みがスーッと治まっていって……そんな体験をするたびに「神様のようだ」と思ったものです(笑)。そしていつか自分も「病気の人や困っている人の力になれたら」と考え、医療を志すようになりました。明海大学卒業後はそのまま大学院、大学病院とトータルで10年ほど籍を置き、『いろどり歯科』を開設したのは2018年です。

【高橋 みつ紀副院長】
私は幼稚園に通っていた頃から「人の悩みに応えられる仕事をしたい」と考えていました。そして、そんな私の希望を満たしてくれるのは「医療」にまつわる職業だとも分かっていたものの、若い頃は歯科医師の母に反発するような気持ちがありまして……。すこし回り道をしましたが、院長と同じ明海大学歯学部に進学しました。とはいえ大学の授業は「削って・詰めて」といった治療中心の授業の繰り返しで、一時は歯科医療に対する疑問や迷いが生じたこともありました。そんなとき研修医としてお世話になった先生が「歯を診るのではなく、人を診る」ことを教えてくださり、そのことが歯科医師としての私の礎になっています。

「治療」と「予防」を両輪に据えてお口の健康をサポート

高橋 哲哉 院長 & 高橋 みつ紀 副院長

【高橋 哲哉院長】
大学病院では歯の根っこの部分にアプローチする「根管治療」を専門にしていました。根管治療とは神経にまで達したむし歯の治療を指し、歯科医師の技術がその後の経過を大きく左右する難易度の高い治療です。歯の根っこは家で例えるなら土台(基礎)にあたりますから、この部分がしっかりしていないとどれだけ高価な治療をしても意味がありません。そのためまずは歯科医師として、あらゆる治療のベースとなる根管治療のスキルを身につけようと考えたのです。とはいえ専門分野が細分化された大学病院では根管治療以外のことを担当できず、もどかしさを感じる部分もありました。一人の患者さんのお口をトータルに診たいそう考えたことが『いろどり歯科』を開設したきっかけです。確かな技術のもと精度の高い治療を行うことはもちろん、その後も長く良好な状態を保っていただけるように、「治療」と「予防」を両輪に据えてお口の健康をしっかりサポートしていきたいと考えています。

【高橋 みつ紀副院長】
哲哉先生には患者さんの大切な歯を守るための知識と技術があり、歯科保存治療専門医などの資格も持っています。根管治療は高い専門性が求められるため、他院からも患者さんをご紹介いただくことがあるほか、歯科医師の方々が哲哉先生の治療を受けに来院されるケースなどもあります。とはいえ、私たちがどれだけ素晴らしい治療をしても、治療をした歯は健康な歯に比べてもろくなり、お手入れ次第ではまた病気にもなります。そのため患者さんにも協力していただきながら、お口のよい状態を長く維持していく取り組み(予防)が必要になるのです。大切な歯を守るためには治療と予防の両方が大切だということに気づいていただけるように、お一人お一人としっかり向き合っていきたいと思っています。

一人ひとりの患者さんに寄り添い、真摯に向き合う

高橋 哲哉 院長 & 高橋 みつ紀 副院長

【高橋 哲哉院長】
私たちが恩師からいただいた「歯を診るのではなく、人を診る」という言葉は、当院の診療の基本になっています。まず初診の患者さんについては一人あたり90分ほどのお時間を取って、これまでに受けてこられた治療内容を振り返りつつ、お悩みやご不安なことを伺います。もちろん痛みなどがある場合は適切な処置を行いますが、まずは患者さんとゆっくりと向き合い、心に思っていることを「全て伝えられた」と晴れやかなお顔になられるまで、とことん話を聞くというのが私たちのスタイルです。たとえば詰め物が取れてしまった場合でも、それによって歯にものが詰まるのか/ものが噛みにくいのか、患者さんによってお悩みはさまざまです。私たちはそうした真の願いに耳を傾けて、問題を解決に導くお手伝いをしたいと思っています。

【高橋 みつ紀副院長】
初回のカウンセリング・治療計画のご提案・コンサルティングなど、当院では折々に患者さんとお話する機会を設けています。また診療中に気になることや「ちょっと相談したい」といったこともあると思いますので、診療室はすべてプライベートに配慮した個室にし、ゆっくりお話しできるカウンセリングルームもご用意しています。そうして過去にさかのぼって検証し、現在のお口の中をご一緒にチェックして、未来に向けて何をすべきかをご一緒に考えていきます。たとえば手鏡を使ってご自分の歯を1本1本確認したり、歯科にまつわる正しい知識を持っていただいたり、ゆっくりと時間をかけて信頼関係を築くことを大切にしています。
確かに歯の治療は歯科医師が担当しますけれど、治療後の歯を守っていくのは患者さんご自身であり、私たちはお手伝いしかできません。3か月に一度歯科医院に通っていれば「むし歯にならない」わけではなく、ご自宅での3か月間にきちんとお手入れを続けていただくからこそ「むし歯ができない」と考えていただくとよいでしょう。歯科医師任せの「他人事」ではなく「自分事」として物事を捉え、患者さんに主体的に行動していただけるように。患者さんの中に「気付き」をもたらすことも、私たち歯科医師の大事な役割なのだと思っています。

歯科医師としてそれぞれが大切にしていること

【高橋 哲哉院長】
根管治療では歯の内部の神経にアプローチするため、本来は無菌状態で行うことが理想です。とはいえ細菌を完全にゼロにすることは困難なため、ゴム状のシート(ラバーダム)を使って細菌を限りなくゼロに近づけたうえで、患部をしっかり拡大できる歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)などを活用して精密な治療を行うことを徹底しています。根管治療については、何回も歯科医院に通って時間がかかるといったイメージをお持ちの方も多いでしょう。もちろん患者さんの状態によっても異なりますが、実際は早ければ1~2回、おおむね4回程度の治療で終了するケースがほとんどはないでしょうか。とはいえ神経を取らなくて済むならばそれが一番です。神経も歯も失わないようにするには、やはり予防の意識を持っていただくことが大事です。

【高橋 みつ紀副院長】
私が大切にしていることは、患者さんの考えを否定しないこと、こちらの考えを押し付けないことです。私たち歯科医師は「診断をつける」ことがクセになっているようなところがあり、「歯が痛い」と聞けばつい「むし歯かしら?」と思ってしまいがちです。でも、たとえば家族や友人の体調不良を感じたら、まず「大丈夫?」と声をかけ、そっと手を差し伸べるはずです。そしてそれが、人としての自然な振る舞いではないでしょうか。私はそうした当たり前の感覚を大事にしたいと考えていて、患者さんのお気持ちに寄り添う姿勢はスタッフたちにも忘れずにいてほしいと思っています。メンテナンスのためにお越しになった方には「お大事に」ではなく「お疲れ様でした」とお声かけをして、お口の中に体の病気のサインを見つけたら医科のクリニックにご紹介して……。そんなふうに人と人としてのお付き合いをさせていただけたら嬉しく思います。

これから受診される患者さんへ

【高橋 哲哉院長】
歯科の治療についてはさまざまなお悩みを抱えている方が少なくないようです。当院にも口コミやご紹介などでお越しになる方がいらっしゃいますけれど、私たちは一歩踏み出してくださった勇気に対し、まず敬意を示したいと思います。そしてせっかくのアクションが無駄にならないように、安心して生活していただけるように、しっかりとサポートさせていただきます。お口に関する悩み事がすっかりなくなり「いろどり豊かな人生」を送っていただくこと……それが私たちの願いです。

【高橋 みつ紀副院長】
私自身も歯の治療をするのは怖いですし、できるなら歯科医院には行きたくありません(笑)。「歯が痛い」「被せ物が取れた」と言っては歯科医院に駆け込むのではなく、きちんとしたケアのもと歯科医院に通うのは数か月に一度……という生活のほうが、ずっと幸せではないでしょうか。実際に、カウンセリングや予防を重視した当院に通うなかで「人生が変わった」と言ってくださる患者さんもいらっしゃいました。今後はさらに一歩進んで、東洋医学や整体などを含めて患者さんの全身の健康に貢献できたら嬉しいですね。和のテイストを取り入れた落ち着きのある空間で、一人ひとりの患者さんとゆっくり向き合いながら診療していきたいと考えておりますので、身構えることなく何でもご相談いただければと思います。



※上記記事は2023年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

高橋 哲哉 院長 & 高橋 みつ紀 副院長 MEMO

  • 出身地:埼玉県所沢市(哲哉先生)、千葉県(みつ紀先生)
  • 趣味&特技:ワイン、ボーリング(哲哉先生)
  • 好きな本・愛読書:7つの習慣(哲哉先生、みつ紀先生ともに)
  • 好きな音楽やアーティスト:スピッツ(哲哉先生、みつ紀先生ともに)
  • 出身大学:明海大学(哲哉先生、みつ紀先生ともに)

グラフで見る『高橋 哲哉 院長 & 高橋 みつ紀 副院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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