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相良 哲郎 院長

SAGARA TETSUROU

越谷で地域医療に携わり30年を数える。治療して終わりではなく、頑張りすぎないことを大切に患者を長く見守り続ける

東京医科歯科大学卒業後、同大学腫瘍外科に入局。越谷誠和病院院長を経て2007年『相楽医院』を開院。

相良 哲郎 院長

相良 哲郎 院長

相良医院

越谷市／瓦曽根／越谷駅

  • ●内科
  • ●外科
  • ●胃腸内科
  • ●リハビリテーション科

工学部卒業後に医大へ進学。院長職も経て越谷で医療を30年

相良 哲郎 院長

私が医師を目指したのは、やはり家族の影響が大きいです。うちはなんと江戸時代の頃から5代ほど続く医者の家系なんです。しかし私は最初の大学では工学部に進み、卒業後に一度就職しているんです。実のところ、当初は医学に全然興味がなかったんです。しかし実家で医療従事者として日々、患者と向き合う家族のひたむきな姿勢を見て、次第に医療の道を志すようになっていきました。医大卒業後は大学病院に入局しました。現在の腫瘍外科です。その後、越谷誠和病院で副院長を経て院長も17年ほど務めました。越谷という地にこうして長くご縁がありますので、私自身で地域の患者さんに貢献したいという思いで『相楽医院』の開業に至りました。開院して15年ですから、トータル30年以上は越谷で医療に携わっています。工学部出身の強みも活かし、院内の間取りは全て自分で考えました。カルテの流れなど職員がスムーズに行える動線にして、患者さんも診察を受けやすいように工夫をしています。細かい掲示物なども極力貼らないようにしており、緑色を基調にして患者さんに安らぎと落ち着きを与えられるように配慮しています。

がんも見落とさない。腫瘍外科医としての穎悟が冴える

相良 哲郎 院長

『相楽医院』は胃腸科に特に注力しており、CTスキャンを完備しています。当院ほどの規模であれば珍しいかもしれませんが、肺がん、膵臓がん、大腸がんを見落とさないためです。超音波ではなかなかわかりませんし、特に肺がんもレントゲンではわかりません。私は元々腫瘍外科にいましたので、やはり患者さんのがんは早期で発見できるようにしたいと思いました。日本人のふたりにひとりが一生のうちに何らかのがんに罹患すると言われていますが、早期発見できれば9割が治るものですから。検診で来院されている患者さんにもCTを撮ることをおすすめしています。内視鏡検査も、胃カメラは口からではなく鼻から入れる経鼻内視鏡を導入しています。患者さんのご負担が少ない検査ができますのでご安心ください。来院される方はご高齢の方で慢性疾患のご相談が多いです。高血圧などもそうですが、そういった疾患を持った方が検査を怠り、ステージの進んだがんが後から発見されてしまうということは絶対にないように心がけています。越谷市の特定健診、介護予防健診、肝炎ウイルス検診も当院で対応しておりますので、該当者の方はぜひ受診し検査を受けていただきたいです。がんは早期発見できるかどうかでその後の命運が大きく変わる病気です。もちろんそれ以外の疾患も早期に治療に当たることで、大病への発展の抑止にもなります。

治療して終わりではない。患者の経過を慎重に見守る

相良 哲郎 院長

『相楽医院』は長い時間をかけて患者さんと向き合うことを特に大切に考えています。この越谷という地で長く地域医療に携わってきたのもご縁と思っており、この地に根差すクリニックとして患者さんを診ています。例えばがんの罹患経験がある患者さんなど。患者のみなさん、がんの摘出などの手術をされた後の自然経過を意外と知らないものなんです。完治したならもう心配する必要ないと思うものかもしれませんが、当院では注意深くその後の様子も見守らせてもらっています。実際にいた患者さんで、胃がんの自然経過を診ていた女性がいます。ご本人がかなりの高齢で、手術はしたくないとのことでしたので、当院で8年ほど経過を診させてもらっていたんです。もちろん手術はお勧めしていましたが、患者さん本人のご意向もありますからね。その方は最終的に、がんではなく他の病気で亡くなられたのですが、それまで当院で見守らせていただきました。この例だけではありませんが、当院では治療を終えた後の経過も特に気をつけて診ています。治ったら終わりではありません。そのあと別の病気や、患者さんの健康に関わってくる可能性が高いものですから、特に高齢の患者さんは慎重に経過を診させていただいてます。患者さんが納得のいく診療で、長く健康でいられることが何よりですからね。

頑張りすぎない、疲れたら休む。患者が苦しまないことに重点を

『相楽医院』では患者さんおひとりずつ、無理のない治療を心がけています。この地域で長く医療を続けてきて、患者さんがご高齢の方が多いということもありますが、そもそも無理強いすることだけは避けています。よくご高齢の方に運動を進めるスポーツドクターもいます。80歳の方に1万歩は歩けと言ったところで、健康のためとはいえ患者さんが苦しむことになってしまっては本末転倒なんです。頑張り過ぎることは必ずしも正解ではありません。達成して自己満足しても、その反動で体を悪くしてしまっては元も子もないでしょう。疲れたら休んでいいんですよ。患者さんに合ったやり方で、無理のない範囲で、可能な限り健康寿命を延ばしていく。そのための診療だと思っています。

これから受診される患者さんへ

『相楽医院』は東武鉄道伊勢崎線、越谷駅より徒歩5分のところにあります。無料の駐車場も10台完備していますのでお車でも来院しやすくなっています。内視鏡検査も対応し、大病の早期発見と治療に努めます。ご意向をできる限り尊重して、患者さんに合った治療を心がけていますので、お困りごとはなんでもご相談ください。疲れたら必要以上に頑張ることはやめましょう。かかりつけ医として、患者さんにとって最善のやり方をご提案します。けして無理をせず、患者さんがつらくないやり方で、ゆっくり進んでいきましょう。それを当院でお手伝いさせていただき、見守らせてほしいと思っています。

※上記記事は2022年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

相良 哲郎 院長　MEMO

  • 出身地：熊本県
  • 趣味＆特技：読書
  • 好きな本・愛読書：実用書
  • 好きな言葉　座右の銘：自由自在
  • 好きな場所・観光地：寺
  • 出身大学：東京医科歯科大学

グラフで見る『相良 哲郎 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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