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齋藤 拓郎 院長

SAITO TAKUROU

地域の最初の窓口として医療と介護をシームレスに提供。患者さんやご家族のお気持ちに寄り添い、真摯に向き合っていく

東海大学医学部卒業。母校の大学病院の画像診断科に籍を置き、12年にわたり経験を積む。その後、埼玉県内の中核病院にて放射線科部長を務め、2011年に『さいとう内科クリニック』を開業。

齋藤 拓郎 院長

齋藤 拓郎 院長

さいとう内科クリニック

所沢市/小手指町/小手指駅

  • ●内科
  • ●放射線科
  • ●消化器内科
  • ●訪問診療

ブラック・ジャックに憧れ、診療科の枠を超えて知識を深める

齋藤 拓郎 院長

父が開業医だったこともあり、小さな頃から医療を身近に感じていました。周囲の期待に反して高校時代は少々遊び過ぎた感じもありましたけれど(笑)、東海大学医学部に進学し医師になることができました。
医師になり、自分の専門として選んだのは全身の病気に関わる「画像診断」の分野でした。私はちょうどブラック・ジャック世代といいますか、かの天才外科医に憧れるような気持ちがあったんですね。一方で、現在の医療は専門分野が細分化されていますから、一人の医師が何でも診られるわけではありません。それでもやはり、医師としてさまざまな症例に携わりたいと考え、診療科の枠を超えてさまざまな病気を診られる画像診断の道に進もうと決めたのです。レントゲンやCTなどの画像から情報を読み取る力に加え、がん治療や救急疾患の止血など幅広く経験できたことは、医師として自分の強みになっていると感じます。

地域住民の最初の窓口として、医療と介護をシームレスに提供

齋藤 拓郎 院長

大学を退いた後、県内にある中核病院の放射線科部長を経て『さいとう内科クリニック』を開設したのは2011年でした。父が開いたクリニックを継承した形ではありますが、以前の場所から少し移動すると同時に建物全体を一新しました。私が生まれ育った地元での開業を決めた理由の一つに「地元の友人たちの健康相談を受け、彼らの役に立ちたい」という想いがありました。この地域の医療の最初の窓口として、ご不安なことを何でもご相談いただける存在となり、一人ひとりに適切な道案内をしてさしあげる「かかりつけ医」の役割を担っていきたいと考えたのです。クリニックの理念を「医療・介護の次の一歩を考える」としているように、外来診療・訪問診療を通して地域にお住まいの方々をしっかりと支えていきたいと思います。
『さいとう内科クリニック』は名前のとおり内科的な症状に幅広く対応しています。日常的なかぜやお腹の症状をご相談いただくほかに、生活習慣病の管理をお任せいただいたり、お子さんの予防接種などを通して成長を見守ったり。胃カメラ(胃内視鏡検査)や各種がん検診などを通して、ご家族みなさんの健康をサポートさせていただきます。私を含めそれぞれの分野を専門とする医師が連携し、その方に適した医療をご提案できること、医療と介護をシームレスにご提供できることが当院の特徴といえるでしょう。

外来・在宅にかかわらず、適切な検査によって病気の早期発見に努める

齋藤 拓郎 院長

大学で画像診断を専門にしていたこともあり、このクリニックにおいてもレントゲンやマルチスライスCT、超音波(エコー)などを導入して病気の早期発見・早期治療に努めています。女性の乳がん検診では女性技師にてご予約を承れること、CT検査についてはその日のうちに結果をお伝えできることなどが強みといえるでしょうか。こうした検査はご自宅で療養なさっている患者さんに向けて行う必要も出てきますので、当院では訪問診療用のエコーやレントゲンを導入して適切な診断や治療につなげています。
病気の早期発見という意味では胃カメラなども非常に有効ですが、患者さんの中には痛い・つらいといったイメージを持つ方が多くいらっしゃいます。そのため当院ではごく細い管を鼻から挿入する「経鼻内視鏡」を導入して、できるだけ痛くない・苦しくない検査をご提供できる体制を整えています。このほか画像診断の技術を生かして肩こりや腰痛などのつらい症状を和らげる筋膜リリース(自費診療)なども行っておりますので、ご自分やご家族の健康のためにも当院をご活用いただければと思います。

患者さんやご家族のお気持ちに寄り添い、真摯に向き合っていく

私は画像診断医としてキャリアをスタートしましたので、最初から内科を専門にしていた先生と比べれば「患者さんを診る」ことについては遅れを取っているかもしれません。ただしそのぶん「患者さんのお話を聞く」ことに重きを置いて、患者さんに真摯に向き合う姿勢を大事にしてきました。たとえば、外来でいらした患者さんについては診察室の扉を私が開けて、お名前をお呼びしたうえでお迎えするようにしています。またパソコンの画面に集中するのではなく、患者さんときちんと目と目を合わせて、患者さんのお話にしっかりと耳を傾けることを心がけています。
一方で、24時間365日体制で対応する訪問診療では、地域包括支援センターやケアマネージャーさんなどと連携して、この地域に暮らす方々を地域の中でしっかりと支えていきたいと考えています。患者さんご本人がどのような医療をご希望になるのか、ご家族がどのような医療を必要とされるのか……。それぞれのご家庭の事情に合わせて適切な医療や行政のサポートなどをご提案し、終末期医療や看取りまで担当させていただきます。私がクリニックを開いたきっかけの一つに、子ども時代から共に過ごした友人たちの助けになりたいという想いがありましたが、実際に同級生の親御さんを看取ったときには感慨深いものがありました。ご縁のあった患者さんが最期までその人らしく生きられるように……私たちはそのお手伝いをさせていただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

『さいとう内科クリニック』は「小手指駅」南口から歩いて7分ほどの場所にあります。敷地内には駐車場(9台)のご用意もありますので、お車の場合はそちらをご利用ください。
当院は地域のかかりつけ医として、外来診療・訪問診療を通してご家族みなさまの健康をサポートしています。日々忙しくなさっている方にも足を運んでいただけるようWeb予約やオンライン診療にも対応し、診療費についてはクレジットカードや電子マネーでの支払いを可能にするなど、利便性の向上にも努めています。そして何よりも、地域のみなさまが医療や介護についてお困りのときに、何でも気軽にご相談いただける存在でありたいと思っています。ご自分のこと、ご家族のことでご心配なことがありましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2022.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

齋藤 拓郎 院長 MEMO

放射線科専門医

  • 出身地:埼玉県
  • 趣味・特技:ゴルフ、読書、料理
  • 好きな本:自己啓発、マーケティング関連、推理小説
  • 好きな映画:ショーシャンクの空に、The GREATEST SHOWMAN
  • 好きな音楽やアーティスト:サザンオールスターズ
  • 好きな場所・観光地:緑の多いところ
  • 好きな言葉・座右の銘:時に治し、しばし和らげ、常に癒す

齋藤 拓郎 院長から聞いた
『認知症』

認知症は誰もがかかる可能性のある病気。進行に合わせて適切なサポートを

認知症は動脈硬化や生活習慣病などの影響によって発症すると考えられていますが、基本的には誰もがかかる可能性のある病気です。病気の発症には遺伝的な要因もあり、脳梗塞を経験している方の場合は進行が速いといわれます。

認知症はもの忘れ(記憶障害)から始まることが一般的で、穏やかだった人が怒りっぽくなるなど心理面・行動面に変化がみられるようになります。やがて進行すると今どこに居るのか分からなくなる、時間の感覚がなくなるといった見当識障害が現れ、さらに進行すると自宅のまわりを徘徊(はいかい)することもあります。

現在のところ認知症対する根本的な治療は確立されていないため、多くの場合症状はゆるやかに進行していきます。忘れっぽくなったことをご本人が気にしているようならまだ安心といえますが、周りの人が気付くような変化がみられた場合には症状が徐々に進行していると考えてよいでしょう。

認知症患者さんはご自分が認知症であることを受け入れられないケースが多く、日常生活を送るうえでは周囲のサポートが欠かせません。処方されたお薬を適切に使用するというのはもちろん、デイサービスや趣味を通じて周囲と関わる機会を持つことも大切です。患者さんご本人が楽しんで打ち込める、生きがいのようなものを見つけてあげてほしいと思います。

グラフで見る『齋藤 拓郎 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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